今回は、平成筑豊鉄道の「令和コスタ行橋駅」(福岡県行橋市)に来ました!

 

令和コスタ行橋駅は、2019年(令和元年)8月24日に開業した駅です。つい先日、2周年を迎えたばかりですね!

隣接する商業施設「コスタ行橋」に、元号が「令和」になってから、日本で初めて開業された駅であったことから頭に「令和」を付け、この駅名となりました。

 

そして、この駅は、JR九州「ななつ星in九州」や平成筑豊鉄道「ことこと列車」など数々の鉄道に関するデザインをされたことで知られる、水戸岡鋭治さんのデザインなんです!

 

入口はこんな感じ。

 

入口のそばには、このような校内案内図があります。

長細ーい駅です。

 

入口から入り、スロープをまっすぐ進んでいきます。

 

このような駅名標もついています。

この駅名標を通りすぎると

 

このような座っているだけで落ち着けるような木に囲まれた待合室があります。

 

中はこんな感じです。もちろん、ベンチも木製です。

 

傍にある踏切を渡ると駐輪場もあります。商業施設「コスタ行橋」から見て、この駅の反対側は住宅街になっているので、通勤・通学に駅を利用される方はここに自転車を止めて行くことになります。

 

見ていただいて分かるように、駅舎には、木材(筑豊杉、京築ヒノキ)がふんだんに使われており、木の温もりを感じることができる駅です。

入(筑豊杉使用)と乗車券(京築ヒノキ使用) 

この駅の開業日には、駅設備の資材として使用している木材と同じ素材で作られた、令和コスタ行橋駅開業記念“木っぷ”が発売され、限定600セットがあっという間に完売することとなりました。

 

令和コスタ行橋駅の直ぐ隣にあるこの踏切の看板。これを見て、何かお気づきになられませんでしょうか?

 

この看板をよーーく見ると「コスタ行橋」の前に、あとから「令和」を付け足した痕跡が…

 

そう、元々、この駅は「コスタ行橋駅」になる予定だったのです!!

 

しかしながら、前年に発生した豪雨により、平成筑豊鉄道も大きな被害に遭い、一部不通区間もでるようなこととなってしまいました。

この影響などによって、新駅の計画にも遅れが生じることとなり、結果的に駅が開業する頃には「平成」が終わってしまい、「令和」となったため、当初予定されていた駅名の前に「令和」を付することとなったのです。

 

写真を撮っていると、駅の横の踏切が鳴り始めました。

 

奥から列車が見えてきました。

 

これは、平成筑豊鉄道「スーパーハッピー号」です。

たまたま、この列車に出会えるとラッキーと言われたりしています。

また、今度、スーパーハッピー号に関する記事を書こうと思います。

 

次の駅で、終点の「行橋駅」に向けて出発です!

 

令和最初に開業する駅で、駅名に令和を付した駅である「令和コスタ行橋駅」。

平成筑豊鉄道ご利用の際や近隣にお越しの際は、是非お立ち寄りください!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

次回のブログでは、「令和コスタ行橋駅」のの様子を紹介します!