(その8からの続き)
-門沢橋(15:20)-倉見(15:38着・15:50発)-
厚木駅から海老名運動公園を経由しながら南へ進み、社家駅に立ち寄りました。
踏切を渡りました。
反対側は工場地帯でした。
しばらく進むと右手に高架道路が見えてきました。
ここは海老名南ジャンクション。
圏央道と新東名との交差点です。
新東名の起点はここみたいですね。
さらに進むと、周囲は住宅地に。
もうすぐ門沢橋駅…と思ったのですが、
周囲の風景が変わらないまま県道に突き当たってしまいました。
駅は側道の突き当たりにありそうですが、
やっぱり駅前らしさはありませんね…。
駅の近くに、こんな自販機がありました。
こちらは名前の通り、クッキーの自動販売機。
スナック菓子の自動販売機もあるわけだから、こういうのがあってもおかしくない。
それにしても、湘南クッキーとは?
「湘南クッキー」は相模川の対岸・平塚市に「本店」がある
デパートに並ぶような贈答用ブランドのクッキーをOEM製造する会社です。
製造時に発生した規格外品やオリジナルの商品をこうやって販売しているそうです。
もともと贈答用クッキーを作ってる会社だから、味は折り紙付きとのこと。
「本店」も含めて自動販売機による販売で、対面販売は行っていないとか。
こういう自販機が神奈川県内に100台ほどあるそうですよ。
歩いている間にも、他に2~3台見かけました。
門沢橋(かどさわばし)駅に着きました。
駅舎だけ撮ったら、次の駅へ向かいます。
住宅地の道を南へ。
小さな川を渡った先で道が狭くなりました。
くねくね曲がっていて、昔からある道のような雰囲気でしたが、
周囲の住宅は意外と新しかったような気がします。
そのまま踏切を渡りました。
倉見駅が近くなると商店街っぽい雰囲気になってきました。
そこまで店は多くありませんでしたが。
倉見駅に着きました。
社家駅と同じ造りの駅舎です。
この駅舎は築100年近くが経過しますが、鉄筋コンクリート造です。
開通したのが関東大震災の直後で、補修費の削減や防災を狙ってのことだったとか。
倉見駅の方が社家駅よりも3ヶ月早く開業しているので、
こちらが相模線最古の駅舎ということになります。
ホームは1面2線の島式です。
茅ヶ崎寄りのホーム端に出てみました。
右手前から左奥へ続く高架は圏央道、
そして左右奥を横切る高架は東海道新幹線です。
東海道新幹線の新横浜-小田原間は新幹線でも比較的長い駅間として知られています。
そのため、結構昔からこのあたりに新幹線駅を求める声が上がっているそうです。
新幹線の運行密度の問題からなかなか具体化できない状態ですが、
リニア新幹線開通後に新駅を設置する動きもあるそうです。
休憩している間にも、
新幹線が高速で通過していきました。
さて、新幹線のガードをくぐって次の駅へ向かいますよ。
(その10へ続く)
門沢橋駅手前から宮山駅手前までのGPSログ(1/25,000)です。