東京駅から京葉線に乗っていると地下区間を抜けた途端に大きくカーブして潮見駅に至る場所があります。
ここの対岸にはJRのレール積み込み場所があり、以前はチキがたくさん停まっていたに違いない場所です。ここの線路は京葉線とは別の貨物線を経由して総武線亀戸のところで合流、並走して新小岩に至るようです。
今は頭だけ新型電車で体はチキのような貨物電車が停まっていました。
正直このあたりは興味がわかず、どんなものか分からないので少し調べてみました。
これは「キヤE195系レール輸送車」というものだそうです。気動車だったのか!!
そういえばこういうものをJR東海で使っていた記憶はありましたが、これをJR東日本向けにして、保安装置や耐寒耐雪装備を施したものだそうです。事業用車なのに耐寒耐雪というのがカッコいいです。
頭しか写ってませんが、この高運転台のものが「ロングレール輸送車タイプ」で11両編成!編成はキヤがほとんどでキサヤは3両しかないようですので、かなり動力分散方式であるようです。付随車にはディーゼル発電機を積んでいるようです。
低速で走りながらロングレールを地面に設置していけるようで、高運転台の下にレールを通す穴が空いています。
見ようによっては、 DD14などの重厚な除雪車の雰囲気もあります。朱色にしたらカッコいいかも知れません。東海のバージョンはキヤ97というそうです。
この2連固定のものが、「定尺レール輸送車タイプ」で、普通にクレーンなどでレールを積む感じでしょうか。クモル・クルの雰囲気があります。
この手の車両は形式がよくわかっていませんでしたが、この一つ前の「キヤE193」は在来線用のイーストi-Dで、これも気動車だったのか!と驚いたのですが、交直流電車版のE491系というのがあり、こちらはイーストi-Eというそうです。
その前になると、キヤ191系、1974年製の親しみのあるあの形の事業用気動車となります。
このへんはBトレでも作ってみたくなりますが、車体断面が急行型に近く、ジャンクの183系あたりを改造するだけではダメそうで、悩ましいところです。
これの電車版であるクモヤ193は「特急の形なのに青い事業用車」である記憶とともに、トミックスのレールクリーニングカーとしてレールをガリガリに削りながら走りまくった強烈な記憶が刷り込まれています。
今回のキヤE195をBトレで作りたくなるかと言うと、、、2連のやつならなんとか、、、という気もします。が、顔は意外に何にも似ていないので大変そうです。
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