皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先ほどはKATO製旧型客車のボディーマウントナックルカプラー化をご紹介しました。

 

 

 

 

 

これまでに3つの方法をチャレンジしました。

 

1.Tomix製ダミーカプラーパーツをほぼそのままKATO製床下に取り付け、ナックルカプラーを取り付ける。

2.KATO製ボディーマウントナックルカプラー化を無理やり取り付ける

3.Tomix製ダミーカプラーパーツをカットしてKATO製床下にに取り付け、ナックルカプラーを取り付ける。

 

方法1・3では形態が実感的なTomix製のダミーカプラーパーツを使いましたがスペースの関係でKATO製のボディマウントナックルカプラーを付けることが出来ず、ナックルカプラーをビスで床板に直接取り付けるという荒業を行っています。

 

2.のKATO製ボディーマウントナックルカプラー取り付けの際は、台車との位置関係からカプラー本体をかなり車端寄りに取り付けざるを得ず、Tomix製のリアルな端梁を取り付けるスペースが無くなってしまいました。

 

形態的には方法1・3のようにTomix製のダミーカプラーパーツを使うのが良いのですが、このパーツは現在品薄でなかなか入手が出来ません。そのため他にもっと良い方法は無いでしょうか…。

 

↑次に、切妻のマニ36をタネにBN化を試みたいと思います。

 

↑今回は50系客車のBMナックルカプラー化で良く使ったスハネフ14用ジャンパ栓パーツを使ってみたいと思います。

 

スハネフ14用ジャンパ栓パーツは新型客車用なので旧客に使うのはちょっとイマイチですが、KATO製ボディーマウントナックルカプラーをそのまま付けると味気の無い状態になってしまいますので、それよりはマシかなと思いトライしたいと思います。

 

↑KATO製ボディーマウントナックルカプラーをそのまま付けるとこのようにのっぺりした感じになってしまうので、これよりは良くなることを期待したいと思います。

 

↑スハネフ14ナックルカプラーです。旧客に使おうと思うとジャンパケーブルは電暖用の1本で済みますので、カットしたいと思います。

 

↑外側のジャンパケーブルとジャンパ栓を切除しました。またこの台座を車体と固定する爪も切除します。

 

↑ナックルカプラーを付けてみました。

 

さて、これを車体に付けてみたいと思います。

 

↑毎回ですが台車のアーノルドカプラーは、カプラーポケットごと切除します。

 

↑スハネフ14用ジャンパ栓パーツを車体に載せて、台車も付けてみました。カプラーポケットが台車と干渉しないようにしようとすると、カプラー自体が車体からはみ出るくらい前に出さないといけません…(泣)

 

↑本当にこのデカいカプラーポケットが恨めしいです。

 

↑横から見ました。完全にカプラー自体が車体より前に出てしまいます。

 

さて、どうしましょうか??

 

↑KATO製ボディーマウントナックルカプラーを良く見てみます。丸で囲んだ部分が台車のブレーキシューと干渉してしまいます。

 

この部分をカットすると良いのですが、これをカットするとカプラーマウントを固定する爪が無くなってしまい、また板バネを固定することも出来なくなります。

 

台車との干渉を避けるためこの部分をカットしてしまうという事は、このカプラーマウント自体が使用できなくなり、無理やり使おうとするとカプラーを直接ビス止めすることと何ら変わらなくなってしまいます。

 

そのため、潔くこのカプラーマウントを使うことを諦め、ナックルカプラーを直接ビス止めする工法をトライしてみます。

 

↑スハネフ14用ジャンパ栓パーツの台座部分のみを載せてみました。問題なさそうです。

 

↑ビスで車体と固定しました。

 

↑次にナックルカプラーとM0.8の長ビスを用意します。ナックルカプラーはシャンクが開きづらくなるように後部を接着剤等で少し固定しておきます。

 

↑元のナックルカプラー用ピンが通る穴の部分でビス止めしました。

 

↑端梁が無いのであっさり気味ですが、とりあえず完成です。板バネが無いのでカプラーは左右に首を振ってしまいます。ビス止めの際に調整すると少しは動きが収まります。

 

↑これくらいの角度で見ればなんとかそれっぽいかな。

 

↑KATOカプラーが台車マウントで首を振っているよりはマシになったかなと思います。

 

↑左はKATO製ボディーマウントナックルカプラーを付けたマニ37ですが、これと比べると右のスハネフ14用ジャンパ栓パーツを使った方がまだ見栄えが良いかもしれませんね。これなら左のマニ37も右と同じ仕様に改造してしまおうかな。

 

↑更にTomix製のダミーカプラーパーツを使ったマニ60(左側)を並べてみました。やはり見栄えという点では端梁のある方がカッコいいですよね…。でも意外と右側の切妻マニ36のようにスハネフ14用ジャンパ栓パーツを使ったものも悪くないような。これまで加工した中では今回トライしたスハネフ14用ジャンパ栓パーツを使うものが最も簡単でした。

 

さて、KATO製旧型客車にボディーマウントナックルカプラーを取り付ける方法を色々トライしてみました。この加工では床板やBMナックルカプラー、Tomix製のダミーカプラーパーツを色々切り刻んでしまっています。もし皆様もトライされる際は自己責任でお願いいたします。またこれよりも良い方法をご存じの方がいらっしゃいましたらご教示いただけますと幸いです。最近は3Dパーツ等も広く使われているので、そういうのを利用するのが良いのでしょうかね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!