宮田町駅発行 九州旅客鉄道バス 普通回数券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成8年に宮田町駅で発行されました、普通回数券の補充回数券です。

 

 

 

鉄道区間の補充回数券と同じ様式の券で、「JR九州バス」に分社後は区間式の普通回数券の発売は無くなったものと思われます。

 

 

 

 

 

この普通回数券の表紙の注記事項のうち、最下段の第4項の拡大画像です。

 

 

○小のゴム印と一部が重なって見づらい部分がありますが、当時はJR各社で使用開始後の普通回数券の残余券片の払い戻しの取り扱いを行なっていたのはJR九州だけで、この取り扱いはJR九州の自社完結の区間の普通回数券に限られ、JR西日本への他社関連となる普通回数券は使用開始後は残余券片の払い戻しの取り扱いを行なわなかったため、JR他社では「・一部券片の使用後は、残余券片の払いもどしはいたしません。」と記載される部分が、JR九州では「・一部券片の使用後は、払いもどしができない区間があります。」となっておりました。

 

当時のJR九州の普通回数券の注記事項は、全てこの記載であったのですが、後の平成12年2月1日から、JR西日本でも普通回数券の残余券片の払い戻しの取り扱いを行なうようになったため、JR九州の自社完結の区間だけの取り扱いでは無くなり、「・一部券片の使用後は、払いもどしができない区間があります。」の記載は消えています。