全5回でお伝えしている「SL銀河」の乗車レポートです。
 
その①では、概要と外観をお伝えしました。
今回、その②では、車内と花巻駅の様子をお伝えします。
 
■座席
外観は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージして、沢山の星が散りばめられたデザインでしたが、車内はどうなっているのでしょうか?
 
 
車内は、宮沢賢治が活躍していた大正~昭和初期をイメージした落ち着いたデザイン。

部分的ではありますが、パーテーションで仕切られていることもあって、ボックス席ながらも個室っぽい雰囲気も感じられます😊
 
 
網棚の上には、ハクチョウやワシのステンドグラスがあって、気分を盛り上げてくれます⤴️
 
 
ブラインドではなくカーテンになっているのも優しい印象です。 
 
 
落ち着いたボックスシートに座って、ジョバンニとカムパネルラになりきってみましょう😌
 
 
⬛️ギャラリー
車内の各号車には、ギャラリーとして宮沢賢治や「銀河鉄道の夜」にちなんだ展示があって、宮沢賢治の世界に浸ることができます。
 
1号車にあるのは、天球儀。
「ホロスコープで読み解く宮沢賢治」という展示になっています。
 
 
同じく1号車にはプラネタリウムがあります🌠
本来は整理券を配布して上映するのですが、コロナ感染対策のため休止中です😢
 
その代わりにQRコードがあって、雰囲気だけですが、動画で視聴することができるようになっていました。
 
 
列車内にプラネタリウムがあるのは、こちらとJR小海線の「HIGH RAIL 1375」くらいでしょう。
 
2号車には「銀河鉄道の夜」をはじめとした本が置いてあり、自由に読むことができます。
 
が「SL銀河」に乗るなら、「銀河鉄道の夜」は事前に読んでおくことを強くおすすめします。
 
 
4号車に入ると「下ノ畑ニ居リマス  賢治」というおなじみの黒板が😉
 
 
4号車には売店もあって、グッズやお弁当の販売を行なっています。
 
フリースペースとソファもあって、ゆっくりと商品を選ぶことができそうです。
 
 
棚には、SL関係の展示もありますね。
ナンバープレートは非売品です(たぶん😅)。
 
 
販売カウンターの向かい側には、記念スタンプもありました。
 
 
SLの煙突を思わせるような形です。
 
 
SLのポストカードが用意されていたので、それに押してみました😃
 
 
⬛️花巻駅
下り列車の始発駅は、花巻(はなまき)
ホームにキロポストがあって、東京駅からちょうど500.0kmなのですね😆
 
 
待合室は宮沢賢治の世界観にリニューアルされていて、出発前から気分があがりますね⤴️
 
 
向かい側のNewDaysでは、SL銀河グッズが売られています。
かつては、駅弁なども売られていたようですが、現在は売られていなくて残念です😢
 
釜石線の駅名標は、オリジナルのイラスト入りで、エスペラント語の副駅名がつけられています。
ちなみに花巻駅の副駅名は、虹という意味の「チェールアルコ」🌈
 
 
今後他の駅も紹介していきますので、駅名標にも注目してくださいね😉
どの駅のイラストにも、必ず「SL銀河」が描かれていますよ。
 
その③に続きます👋