古河駅からバスで行く道の駅「まくらがの里こが」訪問記

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鉄道
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東北本線唯一の茨城県内の駅「古河」を利用。駅からコミュニティバスでアクセス可能な道の駅「まくらがの里こが」に行ってきました。どんな雰囲気だったのか、子連れにはお勧めなのか…ちょっと厳しめな視点でご紹介します。【拡散希望】とされている古河駅の駅員さん力作のE231系もご紹介しています。

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古河駅のようす

東北本線唯一の茨城県

古河駅は、東北本線(JR宇都宮線)の途中駅として営業する駅です。

最近では古河止まりの列車も設定されているので、上野東京ラインを介して繋がる東海道線利用者にとってもナゾの終着駅として知られていることでしょう。

かつては1日2本のみであった古河駅始発の上り列車も、今では古河発着の枠が増えて大増便。大宮はもちろん、東京方面への通勤圏としてもギリギリ入っていると言えるのではないでしょうか。

あまり知られていないのですが…実は古河駅は茨城県に属しています。一つ南の栗橋は埼玉県、一つ北の野木は栃木県なので、茨城県唯一の東北本線の駅となります。

徒歩30分くらいで東武線の新古河駅に到達できますが、こちらは埼玉県。ぐっちゃぐちゃですよね。

昔の人も入り組んでいることは自覚していたようで、近くに架かる橋に「三国橋」なんて名前を付けています。

茨城県内にあるのに、他の茨城県内の地域に公共交通機関で向かうには栃木県にはみ出さなければならない、というのも面白い点です。東に向かうバスを乗り継いだとしても、下妻方面まで直接繋がる路線はありません。

珍しい高架駅

快速も停車するこの駅は、2面4線の立派なホームを持ち、同駅で緩急接続するダイヤも存在します。

そして、特に東北方面から在来線を乗り継いで古河に到着するときにびっくりするのが「久しぶりの高架駅である」ということ。国道4号線をくぐった後にぐいぐいと高度を上げて、高層マンションのすぐ横の大型駅に到着する様は「いよいよ都会に帰ってきたんだな」と感じさせてくれます。

古河駅に入線する宇都宮線E233系電車

駅ビルもあります

まぁ…ビルと言っていいのか分かりませんが、高架下のスペースを活用した商業施設「VAL古河」が改札前にあります。

数少ない飲食店の中で、もっけいというラーメン屋さんはオススメです。

駅ビルと聞くと期待しちゃいますが…小山のVALとは異なりスタバは入店していません。茨城県限定のフラペチーノが発売されたときは古河駅にスタバが無くてガッカリしちゃった人も多いでしょう。

コミュニティバス「ぐるりん号」

先にも述べたように、古河駅には路線バスが乗り入れているものの、茨城急行によるほぼ一路線状態。広い古河市内をバスで行くのは無理がありました。

そこで古河市が主体となって走らせているのが「ぐるりん号」というコミュニティバス。

出典:古河市

この「ぐるりん号」はもともと市民限定で無料で利用できるものでした。ただ、私が乗車した時は地域のおじいちゃんおばあちゃん専用バスのような状態で…笑

公平性を担保することを主な目的に、2013年頃(要確認)からは誰でも利用できる代わりに100円/1乗車を徴収するコミュニティバスに進化。この時の最も大きい変化点が「ぐるりん号の栗橋駅乗り入れ」。利根川を渡って市外どころか県外に出てしまうとは、驚かせたものです。電車よりも安く栗橋駅まで行けることもあって、私もよく利用しました。(栗橋駅からは東武線利用で安価に東京入りできます)

なお、今は路線網も拡充され、運賃も100-500円と幅を取っています。

道の駅まくらがの里こが

新4号バイパス

さて、ここは車社会の茨城県。

古河市の東部には新4号バイパスという、それはそれは恐ろしい一般道路が通っているんですよ。何が恐ろしいって、

片側3車線の高速道路だと錯覚して走ってしまうと…お会計の時間になっちゃうんですね。確実に錯覚起こしますので、意識的に法定速度を守りましょう。

そんな交通量も豊富なバイパスに目を付けたのが古河市。

道の駅を作って一儲けしようじゃないかと開業したのが「まくらがの里こが」でございます。

ぐるりん号も乗り入れ

そんな道の駅まくらがの里こがには、ぐるりん号も乗り入れてくれます。

駅からここまでの運賃が300円です。

いや~、ビミョ~な設定。笑

っていうか、いつの間にか「ぐるりん号」のインフレが始まっているんですよね。一日乗車券が1000円のコミュニティバスって、探してもなかなかないですよね。知らんけど。

道の駅の雰囲気

2013年にオープンした道の駅。まだまだ新しく、賑わっています。

道の駅名物である「地元野菜」コーナーも当たり前のようにありますが…

呑気に15時に売り場へ向かった我々をあざ笑うかのように迎えてくれたのが「商品が売られていたであろう木箱の展示」でしたね。もうね、空っぽです。ものすごい勢いで売れていくようです。

すばらしいですね。

中は広々としていて、フードコートも備えられています。

メニューも豊富ですね!と思ったら、左右で同じでした。いや、きっと間違い探しです。

ちなみに「ファミリーマート」も入店しているので便利ですよ。

子連れには?

さて、お子様連れの利用者にとって気になるのが子ども向けかどうか…ですよね。

厳しめに言います。

子ども向けではありません!おじいちゃん、おばあちゃん向けです。

遊具がなければ、キッズスペースも見当たりません。

おそらく子どもは暇になりますので、ここにいてもつまらないと思います。

せっかくの広い芝生エリアがあるので、もう少しだけ工夫してほしいですね。

【拡散希望】E231系の模型

さて、駅に戻ってきました。

古河駅のコンコース(改札内)には、駅員さんが気合いを入れて作ったという「E231系のモックアップ」が展示されています。

これ、よく見ると発泡スチロールのようなもので作られているんですよね。

すごくないですか?これ。うちに欲しいんですけど。

なんだろう、壁に貼ってしまったのがもったいないですね~中に入って写真が撮れない。でも立てかけると壊れちゃいますよね。

古河駅の駅員さん、

次はE233系ですね。

ではまた。

道の駅まくらがの里こが
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ぐるりん号
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