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清洲駅で貨物列車を撮影した後は、いよいよ本遠征の本命である愛知機関区DD51の撮影へと移ります。
清洲駅から名古屋駅へ移動し、名古屋駅から20分ほど歩いてやってきたのがこちら。
地図で示すとこのへん。
JR関西本線的には名古屋駅~八田駅の間ですが、実際のところは近鉄名古屋線の米野駅と黄金駅の中間地点にある橋です。
この橋はJR東海名古屋車両区の真上に架かっており、関西本線やあおなみ線の列車を名古屋駅周辺のビル群バックで撮影できる有名撮影地としても知られています。
またこの橋には大きな特徴があります。
この橋のトラス桁は、現在の山陰本線 京都~園部を敷設した「京都鉄道」が保津川に架けた橋梁だったものが再利用されています。
19世紀に架けられた国内の橋梁としては最大級だそうで、土木構造物としても貴重な橋だそうな。
そんな向野橋にてさっそく撮影開始。
8054レ EF210-116
先ほど清洲駅で撮影した桃116号機が、稲沢駅から戻ってきました。
続いてはあおなみ線の列車が登場。
こちらは人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボラッピング車両。
ちなみにこのコラボキャンペーンは先日8月31日で終了し、このラッピング車両の運行も終わってしまったそうです。
でもって今回のメインが登場。
6079レ DD51 857
スノプラ付きの857号機が入ってくれたのはラッキーでしたが、一応名駅のビル群は見えたものの空が渋いのが残念でしたねぇ・・・。
ということもあり、実はこの1カ月後に敢行したDD51のラストランHMを記録すべく再度名古屋に遠征した際、1本南にある黄金橋から名駅バックの6079レに再チャレンジしておりました。
このときも何の縁か857号機が充当されたのですが、見事に雲一つない青空で仕留めることが出来ました。
天気に関しては何かと悪運に定評がある私でございますが、このときは珍しく神様が味方してくれました(笑)
といった感じで向野橋での撮影を終了。
帰りも旅費の節約&運動不足解消も兼ねて名古屋駅まで歩こうと思ったのですが、途中に気になっていたものを見つけたので、近鉄に乗って帰ることにし米野駅へ。
気になっていたのがこちら。
たまたま近鉄の最新型特急車両「ひのとり」が、たまたま米野駅の引き上げ線に停車していたのです。
おそらく名古屋駅始発の特急に充当するため、ここで待機していたのでしょう。
ほどなくして、名古屋駅へ向けて回送されていきました。
現在でこそ増備が進み「ひのとり」もさほど珍しさも無くなったと思いますが、遠征当時はまだデビューから1年も経っていなかったので、まだまだ新車の匂いが香る存在でありました。
近鉄特急にはほとんど乗って無いので、「ひのとり」だけでなく「アーバンライナー」にも乗ってみたいものですな。
私は後続の普電で近鉄名古屋駅へと移動。
近鉄名古屋駅には始めて来たのですが、そこにはちょっと珍しい光景が展開されていました。
鉄道を使った新聞輸送の準備作業が行われておりました。
名古屋地区では名鉄で新聞輸送をやっているを知っていましたが、近鉄でもやっていることは知らなかったので、しばらく作業を観察させてもらいました。
改札を出た後はランチタイム。
名古屋メシの一つ「台湾まぜそば」が食べたかったので、駅からほど近いこちらのお店に行ってみることに。
悪くは無かったものの、個人的には昨年の遠征で訪れた鶴舞駅前のお店のほうが好みでしたかね。
このあとは、名古屋到着直後に撮影した名古屋港線行きのDE10が戻ってくるので、そちらの撮影へと赴きます。