鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

東京メトロ東西線改善案 -混雑根本緩和は複々線しかない- 

2021年09月06日 | 関東 地下鉄
(2021年9月更新)

東部を複々線化して混雑の根本緩和を図れ
 コロナ前、東西線は東京圏でもトップ1を争うほどの混雑路線であった。これを解決するには東部の複々線化しかない。西船橋~門前仲町において複々線化し、門前仲町から西方へは新東西線を建設して相互直通する。このくらいしないと東西線の混雑の根本緩和はできないであろう。また東西線の複々線化により同線の輸送力が増えることで、並行する総武緩行線の利用者の多くが東西線にシフトすることが予想される。総武緩行線もまた非常に混雑する路線であるが、東西線の複々線化で混雑の緩和が期待できる。一石二鳥の効果がある東西線複々線化は今すぐにでも行うべきである。
 具体的には、西船橋~妙典では地上部を3線化し、妙典~東陽町では主に並行する側道の地下に急行線を建設すべきであろう。浦安駅は地下化して2面4線化すべきである。また葛西駅は2面3線に改造、引上線も設け、折り返し可能にすべきである。

新東西線を建設して一体運行を
 門前仲町から西方へは新東西線を建設して乗り入れる。詳細はこちら

中央緩行線との乗り入れは中止せよ
 東西線はJR中央緩行線、総武緩行線に相互直通するが、中央緩行線との乗り入れは今すぐやめるべきである。理由は中央線方の事情による。(詳細は「中央線方面改善案」を参照)
 なお朝夕ラッシュ時のみに行われている総武緩行線との相互直通は継続で良いだろう。

西武新宿線には乗り入れなくてよい
 西武新宿線との直通が取りざたされている東西線であるが、結論から言ってしまうと、直通すべきではない。現構造では、乗り入れ境界駅が中井になってしまうが、そうすると中途半端な運用になり、いろいろと煩雑になる。わかりにくい相互直通は利用者にとっては迷惑千万、本末転倒である。東西線と西武新宿線は現状通り高田馬場乗り換えでよいだろう。

日中ダイヤ案(※浦安駅は地下化する。妙典~浦安~東陽町には地下急行線を建設する。葛西駅は2面3線化し、引上線を設ける。)


朝ラッシュ時ダイヤ案