毎度!〆爺ですm( _'_ )m

 

 前回の作業で、大まかなイメージは出来ましたので、今回は正面ステップを取り付けたいと思います。

 

 正面には車体嵩上げの際、ステップ取り付け用の欠き取りを作っておきましたので、それに合わせ厚さ0.4mm幅4mmの真鍮帯板よりステップを切り出します。しかし、0.4mm厚の真鍮帯板ってとても柔らかいのですね?糸鋸を使ったところ、刃が引っかかるとそのまま折れ曲がってしまいます。かといって棒やすりで削っていたらとても時間がかかってしまいます。〆爺は糸鋸・棒やすり・ミニルーターを駆使して大まかな形を作ったあと、欠き取りに差し込んで裏側からはんだで仮止めしました。

 

 仮止めの後は、ステップ全体を正面にはんだで固定しますが、大目にはんだを盛っておきます。

 

 

 汚いですね(笑)

 

 この見苦しいはんだを、マッハ模型さんちの「平キサゲ」「キサゲハケ」で削り落とすとすっかりきれいに仕上がります。この平キサゲキサゲハケ、とっても便利です。存在ははるか昔から知ってはいましたが実際に使うのは初めてで、余分なはんだを1搔きごとに確実に削り取っていく様はとても気持ち良いものです。

 

 一応ステップが付きましたが、形が変です。ステップの形状をどのようにするかいろいろ悩みましたが、やすりで適当に削り、それらしい形にしてみました。設計図もスケッチもない『一点モノ』です。なので前後で形が微妙に異なる結果に・・・・(〆爺らしい^^;)

 

 

 ココまで来たら、いよいよ下半身と合体させます。車体下部から2mmの位置に床板取り付け用アングル材をはんだ付けします。意外と位置決めやはんだ付けにてこずりましたが、なんとか取り付けることができました。

 

 この時点で懸念されるのは車体嵩上げの際に使用した裏打ち材の影響です。床板固定用のネジは比較的融通の利く中央部なのですが、スカート固定用のネジは車端に切ってあるため、スカートの固定に苦慮しました。結局スカート台座前部を若干削り、取付穴を少し内側に広げることにより取り付けが可能になりました。なお、先ほど取り付けたステップの裏側にはみ出した部分は、スカート取り付け台座に干渉するため、削り取ってあります。

 

 

 組み立てるとこんな感じになります。

 

 

同じアングルで撮った元車体はこちらです。

 

 

 〆爺的には重厚感が増し、イイ感じ・・・と思いますが、如何でしょうか?因みに、40年前のカツミさんちのEF65があったので、並べてみました。

 

 

若干腰高なカンジがしますが、まずまず・・・・です。

 

 この後も改造は続きますが、今日はココまでです。本日もご来店ありがとうございました♪ご案内は、継ぎ足した車体裾の処理にいまだ苦戦中の”〆爺”がお送りしましたm( _'_ )m

 

※ 一部商品名に誤りがありました。お詫びして訂正いたしますm( _'_ )m