2017年9月の福島・栃木旅と吹奏楽・合唱コン | ハンター湘南の旅ブログ

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今から4年前、2017年の今頃のリバイバル記事です

 

4年に1回順番が回ってくる、東関東吹奏楽コンクールの高校A・中学Aが、横須賀開催となった年

 

喜多方→会津若松→郡山→宇都宮→横須賀への道のりをダイジェストで

 

コンクールや学園祭など、自由に見て回れる世の中が遠い昔に感じる

 

 

2017年8月31日(木)

E5系やまびこで、郡山ヘ

 

郡山駅前から喜多方へ、高速バスで行ってみるか。

 

郡山駅前

 

9:50発、喜多方ラーメンバス(会津バス)に乗車。

独自のラッピングバスは目立つ

しかし、乗客は2人という有り様。

 

磐越道を行き、会津若松インターから一般道をゆく。

 

寺町角で下車(頭の中では、マッチの「北街角」がリフレイン)

この辺りが喜多方の中心部

 

喜多方は蔵とラーメンの街

 

日中線の廃線跡に出た。

かつては、旧型客車がゆっくりと走っていた。

 

そして、すぐ近くには

 

喜多方プラザ文化センター

 

NHK学校音楽コンクール

福島県コンクール中学校の部

 

「合唱王国」福島の演奏を聴きにきた。

 

福島県は148校もの参加があり、今日は、厳しい予選を勝ち抜いた精鋭32校が集まる本選大会で(これでも神奈川大会の全出場学校数を上回る)、東北大会行きが決まる。

 

午前の部の途中から観賞。

 

全国一になったことのある、郡山二中は圧巻だったなあ。

 


 

過密プログラムで、昼休みは30分だけ、昼飯は抜きで

 

午後の部では大熊中学校が登場

原発事故の避難区域になり、町全体が移転を余儀なくされただけに、少人数での合唱だったが、よくぞ本選へ!

感動した!

 

郡山五中も二中と並ぶ全国トップレベルの素晴らしい演奏だ、鳥肌!

 

◎若松二中、◎郡山二中、◎郡山五中、◎若松四中

4校が東北大会へ

 

全国(NHKホール)へ行けるのは、さらに2校にしぼられる。

 

 

NHKのコンクールの表彰式が案外長かったが、まだ充分に写真が撮れる明るさだ。ホッ。

 

日中線の廃線跡は日中に歩きたかったんで…

中学生は「日中線」なんて知らないだろうなあ、訊ねたとしても「日中戦争」と間違えるかも。

 

気温は20℃ほど、清々しい陽気で、爽やかな合唱といい、ここは天国。

 

うまい演奏を満喫したから、うまいものを食べよう。

ここは、喜多方、夕食はラーメンにしよう。

 

丸見食堂にて

 

ゴールド金賞なラーメンを味わってから

喜多方駅へ

 

蔵のような駅舎に変わっていた

 

さて、明日は郡山へ向かうので、とりあえず、会津若松まで駒を進めよう。

 

新潟色のディーゼルカーがやって来た

高校生の帰宅ラッシュだ。

 

次の会津豊川では、10人ほどの帰宅高校生が乗ってきた。

この駅、通過列車が多く、一日平均乗車客数は片手で数えられる程度だけど…

 

会津若松に到着し、投宿。

 

 

~2017年9月1日(金)~

 

早朝の会津若松駅

行きつけの駅そばは準備中のため、コンビニおにぎりの朝食

 

喜多方発の郡山行きは2両で到着したが、会津若松で2両増結して、6:37頃発車。

 

猪苗代までは乗降は少なく、カーブのため右に左に磐梯山を眺める。

 

磐梯熱海あたりから高校生がパラパラ乗るが、空席が多く、ラッシュには程遠い。

この年に新設された、郡山富田で、まとまった数の通勤通学客が乗り込み、立ち客が増え、ラッシュの概念の無かった区間の流れが変わった。

郡山富田駅の開業が、磐越西線郡山口の定期客数に革命的な変化をもたらした。

 

7:50郡山に到着

E531が試運転中、黒磯直流対策か

 

OTタキ43000が壮観

 

東口のバスの乗客数をウォッチしてから、西口(本口)に回ると、バスターミナルは閑散。

学校が郊外に分散しているのか、すでに8:15には夢の跡状態だった、まあ、文化祭体育祭準備等々で登校が早かったのかも。

 

松屋で早めの昼食を済ませて、旅行貯金(朝の部)だ。

 

 


8:35発、休石行きに乗車

あれ、昨年も全く同じ便に乗っているぞ(土休日)、偶然にも。


9時頃、大槻郵便局前で下車

 

のどかな農村地帯を歩いて、もう1局制覇。

そこで、1日5~6本のバスがやって来て、偶然乗れて市街地へ出て、今日の目的地郡山市民文化センターへ。

バスのおかげで10:30の開会に間に合った。

 

この日は、朝日新聞と合唱連盟主催の全国合唱コンクール「福島県コンクール」高校の部を観賞。

 

「合唱王国福島」を制する者は全国を制すると言っても過言ではない。

 

すっかりお馴染みのホール

 

平日のせいか、館内は人は少ないまま、火蓋は切られた。

 

さて、昼休みにちょっとお散歩

 

創立133年の安積高校は文化祭の準備中だった。

旧男子校だが、後に聴いた合唱部は、やはり女子が過半数。

 

次は、安積黎明高校

 

こちらは安積女子としての長い歴史があったが、共学化で校名変更。

安積黎明は、日本一の合唱部が有名だ。

 

そこから徒歩2~3分で

 

郡山二中

こちらは、中学校の合唱の日本一に輝いた。

 

コンクール終盤のみどころは、なんと言っても、安積黎明高校だ。

女子校時代から続く、全国大会金賞数は当分破られない事でしょう。

日本一の合唱に酔いしれた。

 

全国最多?の45もの団体があり、合唱は20時頃まで及び、ナイター状態だった。

福島大会に呼ばれた審査員は地獄だなあ。

表彰式は21時過ぎになるし、、私はホテルに引き上げた。

 

 

~2017年9月2日(土曜日)~

 

肌寒い秋の街を郡山駅へ歩いた。

 

天候の影響で計画変更し、磐越東線乗車は、またまた延期。

 

東北本線の鈍行列車で上ることにした。

 

黒磯行きは、701系かよ。

仕方なく、ロングシートで、おにぎりをかじった。

 

白河の関は何なく越えたが、鉄にとっては黒磯の跨線橋は「関所」だ、鉄砲等は所持してないが、毎度の如く緊張してきた。

 

電車は交流・直流の境界、黒磯駅へ接近

 

(その後2017年10月14日、交直切り換えが黒磯駅構内から黒磯~高久間に変更となり、ダイヤ改正が行われた。)

 

 

現在は701系は黒磯駅構内の乗り入れは出来なくなった。

E531系がこれに代わって橋渡し役になった。

 

貨物列車の停車・発車も見納めかな

 

直流エリアと交流エリアに分かれていて、複雑だった駅も、シンプルになる。

 

18シーズンの席取りバトルは熾烈だが、土曜日の朝の上りなので、平穏無事。

 

ホームには、主に地元民の待ち客が多かった。

 

黒磯➡宇都宮は205系ロングシートで、相変わらず旅情は沸いてこない。

 

車内は今シーズン初の暖房が入り、倉庫から出したストーブをつけた際の独特な香りが、しばらく車内に漂っていた。

 

 

予定を変更、この日は時間の許す限り、栃木県内の高校文化祭へ。

 

9時過ぎに、宇都宮に到着。

 

たまたま「作新学院」方面行きのバス(関東バス)が来た、幸先がいい。

 

18分ほどで、作新学院前に到着。

歩道の広い自転車通行帯が、作新学院の通学生徒の多さを物語る。

 

創立132年の伝統

円形の古い体育館にそそられる。

 

 

2016年の夏、全国制覇

真新しい石碑があった。

 

校内にワム発見

 

グラウンドがメイン会場

土曜日の朝イチで客は少な目だが、夥しい数の生徒に酔いそうになる。

日本一のマンモス高校で、最盛期は1万人を超えていた。

 

 

意外な場所に優勝旗を見つけた

昭和37年の春夏連覇時のもの。

 

なお、吹奏楽部は、この日横須賀市内で東関東コンクール当日のため、不在。

 

2時間ほどの滞在で、次へ移動。

 

宇都宮駅でアキュムを目撃

一昨年、烏山高校の文化祭の帰りに乗ったなあ。

 

さて、小田原行きで2駅

 

石橋で下車。

歩いて10分ほどで

 

栃木県立石橋高校に到着

 

昨日の高校生クイズで、あと一歩で23年ぶりの女子のみのチームが優勝するところで、全国的に盛り上がったが、その23年前の優勝校が、実は石橋高校なのだ。

高校生の方は、もちろん知らないだろうが。

 

外から石橋高校の校舎を拝みたいと考えていたら、偶然にも今日が文化祭公開日なのだった!

 

まずは体育館へ行き、筝曲、合唱、ダンスを観賞した。

合唱部は人数は少なかったが、氣志團もどきの凝った演出も盛り上がった。

 

ダンス部では「サイレントマジョリティ」をコピーした演目が良かった。

 

見つけた!

高校生クイズ選手権優勝校へ贈られた、富士山のレリーフ

 

なお、吹奏楽部は横須賀市内での東関東コンクールのため、不在。

 

2校の偶然の文化祭見物に満足して、横須賀へ向けて、上野東京ラインに乗り込んだ。

 

 

栃木から横須賀に舞い戻り、自宅へ帰る前に横須賀芸術劇場へ寄り道。

 

 

今日はチケットが無いので、表彰式のみモニター観賞。

 

さて、

まずは金賞団体は(演奏順)

 

横浜創英、作新学院、幕張総合、市立船橋、市立柏、習志野、常総学院

 

その中から、全国行きは

◎市立柏、◎習志野、◎常総学院

 

2017年も、いわゆる「御三家」でした。 

 

 

以上、2017年8/31~9/2の振り返り記事でした

早く、またこんな幸せな日常が戻ってほしい・・・・