皆様こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
先日より50系客車に端を発し、客車のボディーマウントナックルカプラー化をトライして来ました。
まずはTomix製50系客車のリニューアル再販に合わせて、Tomix・KATO製のナックル化。
昨日は荷物車のうち、50系客車に近い構造のマニ50、スユ15、マニ44等を加工しました。
さて、旧客はハードルが高そうなので、次は何にトライしようかな…
↑ちょうど、数か月前に再販されて購入していた10系座席車が目に留まりました。
ナハフ11は50系とは端部の構造は異なるものの、短軸のTR50台車なので旧客よりはハードルが低そうです。まずはこれからトライしたいと思います。
↑ナハフ11です。20年以上前でしょうか、これが発売された際は非常に驚きましたが今では長寿製品になっていますね。今年再販されましたが通風器の別体化などのリニューアルは未だですね…。
KATOさんは電車・気動車や寝台特急客車などでは伸縮カプラーを採用した精密化が精力的に行われていますが、客車は基本的に台車マウントのアーノルドカプラーのままですね…。
昨日荷物車のボディーマウントナックルカプラー化した勢いで、このナハフ11も何とかできるかトライしてみます。
↑お馴染みのスハネフ14用ジャンパ栓パーツです。
10系客車は端梁が斜めになった独特の形状をしていますがなかなかそれにピッタリのパーツが無いので、今回はこのパーツで我慢したいと思います。
↑10系客車のジャンパケーブルは電暖用の1本だけのようですので、余計な部分をカットしました。右側のジャンパ栓納めは本来は丸蓋のものですがここでは目をつむります。
↑ナハフ11の端部床板です。当然ながらボディーマウントカプラーを取り付ける仕様にはなっていません。
↑先ほど不要部分をカットしたスハネフ14用ジャンパ栓パーツを両面テープで仮止めしました。問題なさそうです。
この状態で、カプラー突起部を避ける開口部やナックルカプラー芯が来る部分にマーキングをしておきます。
↑マーキングに合わせて、干渉部に穴を開けます。
↑先ほどのジャンパ栓パーツにナックルカプラーを組み込み、仮合わせしてみました。特に問題なさそうです。
↑問題なく収まっています。
↑仮組用の両面テープは残置したままビス止めしました。
↑なかなか良さそうです。
↑次に台車の加工をします。アーノルドカプラー部は根元から切除します。
↑車軸の辺りで切断しました。
↑台車を取り付けて完成です。先日のマニ44は台車から車端までの距離が短くてカプラーポケットが台車と干渉しましたが、ナハフ11は問題なさそうです。ちゃんと首を振ります。
↑これで無事にナックル化できました。
↑前述の通りナハフ11は斜めになっていた端梁が特徴ですがそこまでは再現できていません。しかし冒頭のアーノルドカプラーのままよりは良くなったかな。
↑中間部は台車マウントのナックルカプラー化しました。
これで端部の仕舞いが悪かった客車群も段々見栄えが良くなってきました。1両手を出してしまうと全車やらないと!という気になってしまいますね…。しかし35系や43系旧客は台車軸距が長く加工には一苦労します。。。 またTomix製の分売パーツを使用する例を多く見ますが同パーツは現在品薄で入手困難というのも問題です。旧客は材料とネタが揃ってから再トライしようと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!