4
阪急今津線では、阪神急行電鉄西宝線として開業してから100周年を迎えた企画の一環として5000系・7000系の各1編成(5006編成・7005+7090編成)に記念ヘッドマークの掲出を行なっています。

【西宮北口方】
FDB75465-3D35-4828-B077-882EEA496C43
DB596F72-1A71-407F-9BD3-13EC47FE285E

F4B0E4EF-CA64-40F1-8ECA-275571E5CE0A
西宮北口方は六甲山系と見られる山を背景としたデザインで、中央に5000系(c#5006)、両サイドに竣工当時の51形(c#51)・90形(c#92)を配したデザインとなっています。

【宝塚方】 
7B939A5D-62D9-4BBC-8081-05598653F254
A1D0A129-38F2-4B49-951F-100CC680AD34

F6FEBF88-5540-414F-A58E-4891029B5349
宝塚方は阪急神戸線系統と宝塚線系統のイメージカラーである水色(神戸線系統における標識板の色)・オレンジ(宝塚線路線カラー・宝塚線系統における標識板の色)の2色を使用、中央に5000系(c#5057)、両サイドに90形(c#90)・920形(c#959)をそれぞれ配しています。

なお、7000系のヘッドマークも同じデザインです。 

コメントを投稿される際は必ずご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ 阪急線へ
にほんブログ村
 

 
【解説:阪急今津線】
阪急今津線は、阪急神戸線・宝塚線の母体となった阪神急行電鉄が箕面有馬電気軌道だった時に軌道許可を取得した『宝塚〜門戸厄神〜(阪神)香櫨園』の新線計画を基に門戸厄神以南の経路を「門戸厄神〜西宮北口〜今津」に変更するかたちで敷設工事を行った路線。1921年に宝塚〜西宮北口間が、1926年に西宮北口〜今津間が開業した。
5D6239D9-8070-450A-A045-584F0AD8F35E
[阪急今津線を構成する各駅と一言メモ]


【一言解説:阪急51形】
1920年の阪神急行電鉄神戸線・伊丹線開業の際に梅鉢鐵工所(のちの帝国車輌)・川崎造船所(川崎重工・川崎車輛の前身)で製造された車両で、600形をはじめとする全鋼製車両が順次導入されるまで神戸線の主力車両として使用された。ヘッドマークで使用されているのは1920年台の新造当時、大阪市内に併用軌道が存在していた頃のデザイン。

【一言解説:阪急90形】
阪急今津線の今津延伸に際し、目黒蒲田電鉄(東急電鉄の前身)が鉄道院・鉄道省から大量購入した省電車両(省電デハ6250形・デハ6285形→目蒲デハ40形)のうちの6両(デハ45〜デハ50)を阪急が譲り受けた車両である。ヘッドマークはc#90が導入当初のトロリーポール併設時代、c#92がパンタグラフ集電への完全移行後〜制御車化されるまでのものがデザインされている。

【一言解説:阪急920形】 
大阪〜神戸間の特急25分運転を行うために1930年代中盤から製造が開始された車両で、戦前〜1950年台における阪急神戸線の主力車両として君臨していました。ヘッドマークで使用されているのは支線運用がメインになりつつあった1970年台後半の前照灯シールドビーム化以後のものとなっている。

【一言解説:阪急5000系】
阪急宝塚線の架線電圧昇圧に合わせて登場した神宝線初で初めて「FS-069」系列の台車を装備した車両。ヘッドマークは現在、阪急今津線(今津北線)の主力として使用されているものがデザインされている。