⇒⇒⇒①からのつづき


でもその前に・・・


猿橋駅から名勝「猿橋」へ行く場合。


路線バスで行くには?

↑猿橋駅北口の猿橋駅バス停より富士急バスに乗車、6つ目の猿橋で下車、すぐです。

所要時間は4分、運賃は160円です。

バスは中扉から乗車、前扉から降車です。運賃は後払いです。

バスの乗車口(中扉)の右側に、PASMO・Suicaのマークのステッカーがあるバスは、パスモやスイカが使えます。

Suicaのマークがないバスは、スイカは使えません。

現金払いの場合は、乗る時に整理券を取ります。

↑猿橋駅バス停の時刻表。

土曜日と休日は運行本数が少なくなるので要注意!

時刻左の□印は、土曜日と休日は運休のバスです。

以下の黒字の行先のバスが猿橋に行きます。

赤字の行先は猿橋には行きません。

時刻表の上段:田無瀬、猿橋。

大月中央病院、大月駅、桂台、宮谷、四季の丘、藤崎は猿橋には行きません。


時刻表の下段:小菅の湯、竹の向、上和田、浅川(奈良子経由も含む)、奈良子、山谷、新倉。

朝日小沢上は猿橋には行きません。

途中の営業所前では一旦車庫に入って停車、乗客の有無を確認してから発車します。




徒歩で行くには?


右折と左折を1回ずつするだけです。ただし、20分ぐらい歩きます。

↑画面右に甲州街道に出る道路があります(バスも通ります)。

200mほど歩いて甲州街道に出たら右折します。

すぐそばにはセブンイレブンさんがあります。


↑甲州街道を右折する角(歩道橋の下)にある91.7キロポスト。

右折したら甲州街道を15分ほど、距離にして1.2㎞(91.7キロポストから90.5キロポストまで)をひたすら歩きます。


↑キロポストは、このように地面から出ているものもあります。



3つ目の信号の「新猿橋西」交差点まで来たら左折します。

角にエネオスさんのガソリンスタンドがあります。

左折するとまもなく、名勝「猿橋」に着きます。



では、①からのつづきです。


↑「新猿橋西」交差点(90.5キロポスト)の信号を右折(鳥沢駅から来た場合)すると、まもなく名勝「猿橋」です。

歓迎アーチの下には猿橋駅・大月駅方面に行く猿橋バス停がありますが、それは後ほど。

大月駅・猿橋駅方面から来たバスは、その真向かいに止まります。




↑歓迎アーチをくぐると、路面に「さ」「る」「は」「し」の文字。


↑「し」の文字を過ぎると、猿橋が見えてきます。

写真には写っていませんが、画面左には、お蕎麦、うどん、ほうとう、馬肉の竜田揚げなどが食べられる大黒屋(だいこくや)さんがあります。

営業時間は10:00~17:00まで、定休日は特になく、不定休です。

大黒屋さんは、コロナ感染拡大防止のため、当面の間、休業中です。

ホームページやグルメサイトなどでは、休業中である旨や、営業を再開しているのか、などの記載がありません。ご利用の際には事前に、お店にご確認ください。

検索する時は「猿橋大黒屋」で検索してみてください。

「大黒屋」だけで検索すると、質屋さんもヒットしますのでご注意を。


↑まずは、ごあいさつを。
(-人-)




これが猿橋です。国の名勝に指定されています。
猿橋は「甲斐の猿橋」とも呼ばれており、「岩国の錦帯橋(きんたいきょう)」(山口県岩国市)、「木曽の棧(かけはし)」(長野県木曽郡上松町。棧は桟と表記することも)とともに、日本三奇橋のひとつでもあります。


↑猿橋から。桂川の下流側です。

手前は八ツ沢発電所一号水路橋です。

奥の赤い橋は、甲州街道の新猿橋です。

↑水面に映る八ツ沢発電所一号水路橋。

↑桂川の上流側。

猿橋よりも少し高い所にある橋は、甲州街道とは別の新猿橋です。県道505号の橋です。

↑岩が露出しています。

橋の高さは31mあるそうです。


↑猿橋を渡って階段を上がると、甲州街道の新猿橋の手前で右に分岐した旧甲州街道が通っています。

階段を上がった先を左折すると、県道505号の新猿橋です。

県道505号の新猿橋へは、大黒屋さんの前にある階段からの方が段数が少ないです。


↑旧甲州街道からの猿橋。


↑県道505号の新猿橋から見た猿橋。

しゃがんで撮ると、八ツ沢発電所一号水路橋も入ります。


↑少し右にずれると、猿橋だけの写真も。

お好きなアングルで、猿橋に立つご家族、ご友人の記念写真に。

猿橋を支えている4層のはね木も入れて撮れます。


はね木は間近で見る事もできます。
↑猿橋の大黒屋さん側の袂(たもと)にあるこの階段を下ります。


↑右の階段を下ります。


↑猿橋を支えている4層のはね木。猿橋は橋脚を一切使っていません。




↑「見ざる・聞かざる・言わざる」のトーテムポール。

駐車場(6台収容)の奥、トイレや喫煙所の前にあります。


↑八ツ沢発電所一号水路橋。

1912年(明治45年・大正元年)に建設された水路橋で、国の重要文化財に指定されています。
水路橋は全部で4つあるそうです。

89.2キロポストの先で見つけた水路橋も、そのうちのひとつだと思われます。

また、水路の全長は14㎞だそうです。


↑八ツ沢発電所一号水路橋を撮影した場所のすぐ右側、トイレの脇にあります。


↑大黒屋さんの前には顔出しパネルがあります。


大黒屋さんの営業再開を願いつつ、猿橋駅に向かいます。

路線バスで向かう場合は、
↑歓迎アーチの下に、猿橋駅・大月駅方面の猿橋バス停があります。


↑影が2本入ってしまった猿橋バス停の時刻表。

土曜日と休日の運行本数に要注意!

一番右の営業所(前)行き以外は、猿橋駅に行きます。

大月中央病院行きは、大月駅も経由します。

所要時間と運賃は、
猿橋→猿橋駅4分、160円
猿橋→大月駅12分、270円
です。

猿橋駅は普通列車のみの停車です。

大月駅は特急列車も停車します。

『かいじ』と『富士回遊』の全列車と、一部の『あずさ』が停車します。

特急列車は全車指定席です。

富士山駅・富士急ハイランド駅・河口湖駅方面の富士急行線は、大月駅が始発駅です。

大月駅からは、県立リニア見学センター行きの路線バスが出ています。

8:45、9:45、10:45、12:45、13:45発の計5本です。

所要時間は15分、運賃は300円です。

休館日(月曜日や祝日の翌日など)は運休です。

山梨県立リニア見学センターは9/14より再開館しています。




歩いて猿橋駅に向かう場合は、歩いてきたルートと同じです。

「新猿橋西」交差点の信号まで戻って右折、甲州街道をひたすら歩きます。


↑甲州街道を15分(1.2㎞)ほど歩いて、ここを左折します。

歩道橋の下には91.7キロポストがあります。

結局、中央本線も甲州街道も、鳥沢からの距離は同じ4.1㎞でした。


↑甲州街道から2分ほど歩くと猿橋駅に到着です。

バス停・タクシーのりばの前にはベンチと自販機があります。

改札外の自販機はここだけです。

猿橋駅は橋上駅舎です。

階段の左側の通路を行くとトイレがあります。トイレは駅の改札内にもあります。

通路をさらに進むと、一番奥にエレベーターがあります。



僕は別ルートを歩いて猿橋駅に向かいます。このルートには階段や坂があります。
↑またこの階段を下ります。

↑今度は左に行きます。


↑猿橋駅へは、猿橋近隣公園・大月市郷土資料館方面ですが、ちょっと寄り道して展望台に行ってみます。

展望台となっていますが、下に下ります。


↑やや急な階段を49段下りると展望台です。この先は行き止まりです。


↑桂川の上流側。

↑展望台から見上げる県道505号の新猿橋。木で見えませんが、猿橋もあります。


↑八ツ沢発電所一号水路橋も見えます。

画面上に猿橋を支えている、はね木が少しだけ見えます。

すんごい岩ですこと!


↑深そう・・・

それでは、今度は49段の階段を上って猿橋駅に向かいます。

↑今度は66段の階段を下ります。下りると、あじさい遊歩道です。


↑桂川を右に見ながら、あじさい遊歩道を歩きます。

アジサイの季節は終わってしまいましたが、
↑まだ少しだけ咲き残っていました


↑あじさい遊歩道から15段の階段を上がると、猿橋近隣公園(猿橋公園)です。

名勝「猿橋」から3分ほどです。

6月下旬には、猿橋あじさい祭りがこの公園で開催されます。


↑広場を右に見ながら公園内を歩きます。


↑公園内を歩き始めてすぐ、猿橋溶岩流が見られます。
ブラタモリで取り上げてほしいかも!


↑このドーム状は何じゃ?

向こうに見えている蛇行した坂道を、あとで上っていきます。


↑ドーム状は八ツ沢発電所の水路でした。


↑公園の遊具。


↑左折します。


左折したところで、あずまやで休憩♪
すぐそばを桂川が流れています。


↑公園を出ます。出たら左に行きます。

公園を出る前の画面右側にトイレがあります。

左側には大月市郷土資料館があります。

ここまで名勝「猿橋」からは、寄り道も休憩もしないで来ると5分ほどです。


↑大月市郷土資料館。

館内には、1/30スケールの猿橋の模型が展示されています。

開館は9:00~17:00(入館は16:30まで)です。

休館日は月曜日(祝日の場合は翌日休館)、祝日の翌日、年末年始(12/28~1/3)です。

入館料は、一般が1名110円(中学生以下は無料)、団体(20名以上)は1名につき80円です。

入館は公園内からではなく、道路側からの入館となります。


↑大月市郷土資料館前にて。

ここから坂を上っていきます!


↑ここは左へ。左に曲がるとまもなく、坂を上り終えます。


↑名勝「猿橋」から約10分、甲州街道に出ます。

ここは90.9キロポストと91キロポストの間になります。

建物の向こうに中央本線の架線柱が見えます。

甲州街道に出たら右折、甲州街道をひたすら歩くルートに合流して猿橋駅に向かいます。

猿橋駅まではあと10分ほどです。


駅に着いてホッとひと安心照れ


↑猿橋駅の自由通路。

自由通路には自販機もベンチもありません。


↑自由通路の窓から。

窓から入ってくる風が、歩いて火照った身体にはとても気持ち良かったです。


↑こちらは南口。

南口にはエレベーターはありませんが、画面右側にスロープがあります。


↑南口駅前から。

正面の丘の上は「パストラルびゅう桂台」という住宅地になっています。

以前は、麓と丘の上を結ぶ斜行エレベーターのようなモノレールでアクセスしていました(木々が少し凹んでいる部分)。

現在は、丘の中に掘られた地下連絡通路とエレベーター2基でアクセスしています。


↑「パストラルびゅう桂台」の下棟(麓側の出入口)。

猿橋駅南口から徒歩1分です。

ちょっと中に入ってみます。

自動ドアを入ると警備員さんが常駐していますが、何も言わずに、何も言われずにそのまま入れます。


↑丘の中に掘られた地下連絡通路。冷房が強めに効いています。

画面右にベンチがあります。

丘の中を掘ったとは思えない、おしゃれな雰囲気の通路です。

↑地下連絡通路を168m(約3分)歩くとエレベーターホールです。

定員15名のエレベーターが2基あります。

エレベーターに乗って1分ほどで丘の上に着きます。

↑上棟(丘の上側)のエレベーターホール。


エレベーターホールからの眺め。
↑岩殿山がよく見えます。

猿橋駅と、こちら桂台との標高差は100m~110mほどあります。

ちなみに猿橋駅の標高は328mです。

上棟には警備員さんはいませんでした。


↑上棟を出るとインフォメーションセンターがありますが、閉まっていました。


↑上棟外観。


上棟の前にて。


パストラルびゅう桂台の街並み





公園は6ヶ所あります。
↑写真はどんぐり公園です。


↑富士急バスの桂台バス停。

発車は平日朝方の3本のみです。

到着は平日の朝方に1本と、お昼過ぎ~夕方にかけて4本(1本は毎日運行、3本は土・休日運休)です。

いずれも猿橋駅を経由します。

桂台~猿橋駅間の所要時間は7分です。

桂台~大月駅間の運行はありません。


↑車はこの道路を下っていくと甲州街道に出られます。歩道もあるので徒歩でも行けます。

甲州街道を右折すると猿橋駅・東京方面、左折すると大月駅・中央道大月IC・甲府方面です。


では、エレベーターと地下連絡通路を通って猿橋駅に戻ります。


↑猿橋駅南口。左側には小さな駅前広場があります。

駅前広場の一番奥にベンチがあります。座って列車を見る事ができます。

トイレ、自販機はありません。


↑猿橋駅も券売機は1台です。特急券の購入はできません。


猿橋駅には駅員さんがいますが、20:00頃~翌朝の9:00頃までは不在になります。

不在時のお問い合わせは、券売機の左側にあるインターホンを利用します。大月駅の駅員さんが対応してくれます。
券売機の「よびだし」ボタンを押すと、券売機が使えなくなるので押さないように!


↑猿橋駅の時刻表。ホームに時刻表はありません。


↑パストラルびゅう桂台のパンフレット。時刻表の左側にあります。

下棟を入った所にもパンフレットが置いてあります。


↑改札口はICカードのタッチ機のみが設置されています。


↑LED表示の発車案内。

2番線の16:05発普通 大月行きと、1番線の16:17発中央特快 東京行きは同じ列車です。

猿橋駅も普通列車のみの停車です。

上り東京行きは、高尾駅から先の中央線快速電車区間の種別(快速・中央特快・通勤特快)を表示しています。

快速は中野駅まで(土・休日は吉祥寺駅まで)、中央特快は立川駅まで、通勤特快(平日の朝に上り方向のみ)は高尾駅まで各駅に停車します。

猿橋駅は改札内にも自販機(飲み物とアイス)、トイレ、エレベーターがあります。


↑猿橋駅のホームも島式で、あまり広くはありません。

ホームの屋根は、6両編成の211系が停車する部分にあります。

通過する特急列車は、85㎞/hの速度制限がかかっています。

列車とホームとの段差は、それほどありません。

ホームの中ほどに飲み物の自販機が1台あります(空き容器を入れるボックス等はありません)。

ホームから改札口への階段・エレベーターは、ホームの最も大月駅側にあります。

下り列車では一番前、上り列車では一番後ろが最も近い位置です。

エレベーターは階段の右側を通った先にあります。

猿橋駅には上下線それぞれに、貨物列車用の待避線があり、こちらは現在も使われています。


↑上りの待避線には、低いホームらしきものがあります。


↑16:05発の普通 大月行きの下り列車が到着。

中央線快速電車のE233系です。

今度の上り列車は、この列車です。

大月駅で折り返してくるのを待ちます。


↑16:11、上りの待避線に貨物列車がゆっくりと入ってきました。


↑そして停車。コンテナ車4両の短い編成です。


↑猿橋駅も、中央線快速電車の12両編成化のためのホーム延伸工事が完了しているようです。


↑そして、16:17発の中央特快 東京行きの上り列車が到着!

乗った車両には誰もいませんでした。



高尾駅から大月・甲府方面側はトンネルが多いので、一番前の客室と乗務員室との仕切り窓は、客室からの室内灯の反射を防ぐため、終日に渡ってカーテン(遮光幕)が閉まっています。

211系は3つすべての仕切り窓が閉まっているので、前を見る事が一切できません。

E233系は、乗務員室へのドアの窓にはカーテン(遮光幕)自体がないので、そこからは前を見る事ができます。

特急列車のE353系は、乗務員室へのドアに窓があり、カーテン(遮光幕)は閉まっていませんが、運転席が高床式で、フロントガラスも屋根に近い部分にしかないので、前を見る事はできません。

E353系の先頭車両は、乗務員室と客室の間に乗降ドアとデッキがあります。



E233系は高尾~大月駅間では前を見る事ができる数少ない列車なので、前面展望を少しだけ楽しみます。

そのあとは座ってzzz


↑猿橋駅を出て1分ほどで全長1222mの猿橋トンネルに突入!

中央本線のトンネルは多くが単線型ですが、猿橋トンネルは複線型です。


↑猿橋トンネルを抜けると、全長513mの新桂川橋梁を通過!


↑新桂川橋梁を走行中の車窓から。画面中央の山は、百蔵山です。

新桂川橋梁を渡るとまもなく、鳥沢駅に到着します。猿橋駅からわずか3分少々です。


↑トンネルの暗闇に輝く青信号。


↑高尾駅を通過するキヤE195系。
(朝、鳥沢駅に向かう時に遭遇)

高尾駅からは京王線で地元へ。


京王8000系の8705編成(10両編成の第5編成)にはブルーの“高尾”のヘッドマーク。


おわりバイバイ