皆様こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨夜は久し振りに購入したグリーンマックス(GM)製キハ150について簡単にご紹介しました。

 

本日はカプラー交換をメインに小加工をしてみたいと思います。

 

↑昨日ご紹介したGM製キハ150です。ちょうど混色2両セットが売れ残っていました。

 

↑キハ150は同形式同士のみならずキハ40やキハ54との混結もありますので、ドローバーとダミーカプラーという訳にはいきませんね…。

 

ではまずはカプラー交換をしたいと思います。

 

↑動力車の端部です。

 

↑端部のダミーカプラー及びドローバーポケットは外れるようです。

 

↑このとおり爪になっているので簡単に外れます。

 

↑取り付け部は、トミックスの汎用TNである0374が付く構造のようです。

 

↑ダミーカプラー、ドローバーポケットは共にトミックス製の古い線バネ式のTNのカプラー部のみを組み込めるようになっています。しかし時代は変わりTNはスプリング式のSPタイプが主流です。なのでこの台座は使いません。

 

↑キハ150用のスカートは、カプラー台座に爪で付いているのですが、メーカー組立時に接着剤が併用されており簡単に外すことが出来ません(泣)

 

↑なので、カッターナイフや精密ナイフ等でカプラー台座とスカートを慎重に切り離す必要があります。

 

↑無事に外れました。

 

↑スカートは赤丸で囲った部分が非常に弱くなっています。カッターでカプラーポケットから切り離す際に無理な力を掛けるとこの部分が折れてしまいますので注意が必要です。また青色で囲った部分はカプラーポケットに引っ掛ける爪が付いていますが、接着剤で付いているのでカッターで切り離す際に一緒に切れてしまう可能性大です。本当は爪を残したいのですがそうすると先の赤丸の部分を折ってしまう可能性が高いので、爪を切ってしまっても良いつもりで慎重に切り離した方が良いでしょう。つくづく「何で接着剤併用しているのだろう??」とイライラする部分でもあります。

 

↑さて、無事にスカートを分離できましたので汎用TNである0374を用意します。

 

↑さて昨日旧製品をご紹介した際に丸印で囲った、TNのスプリング端部がGM製動力台車と干渉してしまう問題ですが…

 

↑新ロットのキハ150では、台車前位側がこのように窪んでおり、TNとの干渉が避けられているように見えます。

 

↑試しにTNを付けてみました。おお、ちゃんとTNと動力台車の干渉が避けられていますね!!

 

ということで新ロット製品は台車無加工でTN化できるようです。この辺りは改良されているのですね。

 

↑動力車に無事TNが付くことを確認したら、スカートを少量のゴム系接着剤で取り付けました。

 

↑ということで無事にTN化は完了しました。新ロットのトレーラー車も特に無加工でTN化できるので手順は割愛しています。

 

↑上から旧ロットトレーラー車、新ロットトレーラー車、新ロット動力車ですが、銀色に輝く車輪がちょっとイマイチですね…。ボルスタレス台車なので車輪の露出部が広いので余計目立ちます。

 

↑ということでTomix製・KATO製の黒色車輪を使って何とかしようと思います。

 

↑まずは旧ロットのトレーラー車です。

 

↑旧集電式のTomix製車輪と同じような構造に見えます。

 

↑Tomix製黒色車輪に交換しました。

 

↑続いて新ロットのトレーラー車です。

 

↑新集電タイプはKATO製車輪もしくはTomix製の新集電車輪が合いそうです。

 

↑KATO製の黒車輪を使いました。

 

続いて動力台車です。

↑動力台車はギアがあるので車輪そのまま交換するのは難しそうですね…。

 

↑車輪をタイヤ部とギア付き車軸に分離し、タイヤ部のみをKATO製黒車輪と入れ替えました。

 

↑この通り黒車輪化できました。

 

↑銀車輪より落ち着いた雰囲気になったかな。

 

↑車輪が目立たなくなり良い感じです。

 

↑しかし、TN化したもののカプラー周りがスカスカです…。

 

汎用TNは適用範囲が広く6個入りで比較的安定供給されているのは良いのですが、KE70?系のジャンパが1個しかなくエアホース表現も無いのでちょっとイマイチですね。。。

 

↑フラノ色の1両を試しにディテールアップしてみます。

 

方法は、先日キハ38で試した、キハ20系用のエアホースパーツを付けてみましょうか。

 

↑キハ150は一般形気動車との併結を考慮し、KE53系のジャンパを付けています。なのでこの丸で囲ったジャンパ表現を切断します。

 

↑TNのカプラー部蓋を外しました。○で囲ったジャンパ栓を切断します。

 

↑このとおり。

 

↑再度TNを組み立てました。

 

↑前回同様このキハ20系用エアホースパーツを使います。

 

↑この床板を少し加工します。

 

↑この部分を少しカットします。

 

↑キハ20系用エアホースパーツを組み込みました。まぁまぁですかね。

 

さて、折角なので幌を付けてみたいと思います。

 

↑製品にはこの右側に写っている幌が付属しています。

 

この幌はご覧の通り幌の断面サイズしかのりしろが無く、接着剤を使用しなければならないためはみ出し等に非常に気を遣います。

 

そのため以前のキハ54でもそうでしたがこの付属の幌は使いません。

 

↑左側のTomix製キハ58系やキハ40系に付属している幌を使います。

 

↑但しTomix製幌を付けようとすると、○で囲った部分の窪みが小さいため上手く入りません。

 

↑そのまま付けようとすると幌が浮いてしまいます。

 

↑丸で囲った部分の切り欠きを、外観上目立たない程度に大きくします。

 

↑今度はちゃんと嵌ります。

 

↑無事にTomix製幌が付きました。接着剤を使わないので、取り外しも自在です。エアホースもあってかなり見栄えが良くなりました。

 

↑無事に整備が完了です。旧製品で生き残っているトレーラー車も混ぜましたが色合いが全然違いますね…。JR北海道色は、そのベース色がアイボリー系?ライトグレー系?と微妙な色合いなので、模型化する際も非常に難しいです。キハ183系のHET色もそうでしたが担当工場による微妙な色合いの差もあり、どれが正解なのか良く分かりません。ただ、旧ロットのJR北海道色はちょっと明るすぎなのかな?

 

ということでキハ150の簡単な整備が完了しました。ちょっとした手入れで雰囲気が良くなったかなと思います。あとは付属のステッカー類を入れると良いのでしょうね。実車通りキハ40やキハ54との共演も楽しめそうです。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!