こんにちは。

今日はED75機番シリーズの第129回、回数に合わせて129号機です(笑)。

一般形ED75の1両、136号機と共に原色(赤2号、白Hゴム)のまま最も長く活躍した機関車ですから、写真は沢山出て来ます。まだフィルムScanが最後まで終わっておらず、何回シリーズになるか分からないので”その1”としておきます。

 

ED75 129[長] 1968年落成 →[青] 1968~ →[内] 1970~ →[盛] 1973~ →[内] 1974~

         →[盛] 1984~ →[長] 1986~

国鉄時代は転々と所属が変わっていたようです。[内] 内郷機関区の期間が長く、常磐線での活躍が多く見られたのではないかと思います。国鉄民営化を前に長町へ転属し、JR貨物へ継承されます。

 

最初に撮影したのは国鉄民営化から1か月程、ワムハチ主体の貨物列車を牽引してやって来ました。国鉄形らしい鼻筋の通ったいい顔立ちです。

1987/05 東北本線(以下同様) 好摩-岩手川口 5875レ

 

こちらはコンテナ満載の貨物列車を牽引、ED75って小さいですけど強力なパワーの持ち主 を感じます。曇っちゃったので線路端から、貫通扉窓に”感電マーク”が付いていました。

1989/04 前沢-陸中折居 3083レ

 

129号機はコマ数が多いので、色調調整の難しい古いネガ撮影時代の写真はサラッと終わらせて、、これはポジフィルム初使用、No.001の1コマです。これも満載のコンテナ貨物を単機で牽引、旧衣川橋梁を渡って来ます。赤い鉄橋は今は架け替えられたんですよね。

1994/03 平泉-前沢 3093レ

 

活躍が続くうち、ボディーの痛みが目立つようになってきました。有名な南福島のポイントを重連の先頭で行きました。

1996/01 南福島-金谷川 3058レ

 

日替わり編成の車扱貨物列車ですが、ワムハチが繋がらず空コンテナ4つにタンク車3両の編成はあまり見なかったかも。空コキ2両目の所、同業者さんが写っちゃいました。車両で隠れてまず出て来ることは無いと思ってましたが・・・(笑)。

1996/03 御堂-奥中山 5261レ

 

1000番台後期形を従えて重連の貨物列車先頭で行きます。貫通扉の塗装を補修した跡が見られ、”感電マーク”も消えていました。

1997/03 東白石-北白川 3081レ

 

曇っちゃったのでイマイチ映えませんでしたが、全検を通った後のようです。塗装が綺麗になり、高圧機器には銀色が入っているのが分かります。

1998/04 目時-三戸 3061レ

 

約1か月後、今度は晴れの日に同じ鉄橋を下から煽って撮影していました。雲1つ無い青空に赤い機関車が映えました。

1998/05 目時-三戸 3081レ

 

黒磯から単回で北へ帰って行く129号機、青信号現示、この後すぐに発車して行ったことでしょう。登場から既に30年、全検後でも外板のシワが見られ、ステンレスの帯にも質感があって古豪、”国鉄形~”を感じます。

1998/12 黒磯駅 単5183レ

 

検査表記が読み取れる写真、平成10年(1998)2月、郡山工と読み取れます。既に出場から1年が経過していましたが銀パンがまだ綺麗でした。通常数か月位で真っ黒になる所、えらく持ちが良かったように思います。臨時修繕とかあったのかな?

カマ次位にはタキ35000”米タン”が連結されていました。

1999/02 盛岡駅 5260レ

 

岩手山を背に重連が行きます。春らしい爽やかな感じ..。

1999/05 渋民-好摩 3093レ

 

この頃は長町から改称された仙台機関区所属、これは短命で写真の3か月後には[仙貨] 仙台総合鉄道部所属になります。元々[長]所属同士の107+129号機が行きます。

2000/05 金ヶ崎-六原 3067レ

 

129号機の”その1”はこれで締めたいと思います。東北南部に大雪が降った日、ナナゴーの前面機番が雪で埋まったのを見たのは北部も含め殆どありません。

新白河前泊で雪景色撮影を企んでましたが列車が動かず、新幹線は何とか動いていたので那須塩原経由で黒磯に降り立つと129号機の姿がありました。上り貨物列車を牽引してきた模様、機留線へ引き上げていく所です。貨車を牽引して入って来る姿を撮りたかったな と思いますが、間に合いませんでした。この後、午後になってようやくこの日最初の普通列車運転だったと思います。

2001/01 黒磯駅 5182レ牽引機

 

ED75 129機番シリーズはその2へと続きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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