⬛️諫早駅
島原鉄道は長崎県の諫早(いさはや)駅~島原港(しまばらこう)駅を結ぶローカル線。
玄関口の諫早駅に降り立つと、駅舎も新しくなっており、来秋の西九州新幹線の開業準備が整っていました✨
「新幹線のりば」のシャッターは閉まっていましたが、シャッターを開ければすぐにでも乗れそうな雰囲気です。
次回訪問する時は、西九州新幹線で来ることになるのでしょうね。
⬛️しまてつカフェトレイン
さて、島原鉄道で運行している観光列車が、「しまてつカフェトレイン」です。
「しまてつカフェトレイン」は、提供される食事のメニューの違いで「ランチコース」「スイーツコース」の2種類があり、それぞれ別の日に運転されています。
それぞれ、1ヶ月に2日程度しか運転されませんので、乗りに行くとなると、スケジュールをあわせるのがなかなか大変なのです😅
出発の15分くらい前に現れたのは、2両編成の黄色い列車。
観光列車ということですが、特別仕様の車両ではなく、通勤通学でも使われている車両にヘッドマークが取り付けられている感じです。
島原方には、お皿をモチーフにしたヘッドマークが取り付けられています。
なかなかステキなデザインですね👍️
ボックス席には折り畳み式テーブルが、隣のボックスとの間にはアクリル板が設置されています。
もうひとつ目を引くのは、猫のクッション。
乗客よりも先に座っています😹
これはコロナ感染対策として、各ボックスを最大2名で利用することになるために置かれているもの。
なぜ、全ての猫が後ろ向きなのでしょう?
気になって猫のクッションを裏返してみましたが、裏面も同じデザインでした😂
なので、どっちを向いても後ろ向きなのです。
■ランチコース
私が乗車したのは「ランチコース」🍴
諫早11:10発→島原13:10着の片道コースです。
卓上には、メニューが置かれています。
メニューを見ながら期待をして待っていると、
「雲仙島原の天然水です」と、無地の紙コップに入った水がポツンと出されました⤵️
は?紙コップ?
レストラン列車もいくつか乗ってきましたが、こんな紙コップで出されたお水は初めてです💦
しまてつカフェトレイン、大丈夫か?
不安で仕方がありません。
島原の「山崎本店酒造場」の酒造りにも使われているお水ですが、出し方が最悪です😭
続いて、コーヒーと食前のスイーツです。
コーヒーカップとクレープが乗ったお皿は陶器になっていたので、少し安心しましたが、次の瞬間、クレープが袋に入ったまま提供さえていたことのがっかり😫
クレープ自体は、雲仙の人気店「MILK」のミックスフルーツクレープで、白桃、りんご、みかんを包み込んでいて美味しいことは美味しいのですが…。
調べてみると「MILK」は100円均一で知られるクレープ屋さん😅
100円だから悪いというつもりはないですし、どちらかといえば100円とは思えないほどのクオリティです🙌
ただ、ここまでで相当がっかりしていますので、何でも裏目に考えてしまいます。
■踏んだり蹴ったり
諫早駅を出る時から、車内ではアテンダントさんによる案内が行われています。
ご挨拶が終わり、最初の見どころとして「縁起の良い駅名として知られる、幸(さいわい)駅を通過しますのでご覧くださいね」とのこと。
しかし「かなりのスピードで通過しますので、写真を撮るのは難しいと思いますよ」と。
それって、ギャグなのか嫌がらせなのか?
※写真は帰りの列車で、幸駅に停車中に撮影しました。
運行上の事情があるにしろ、高速で通過するなんて、失笑するしかありませんでした⤵️⤵️
悪いことは続くもの。
今回、私の席のすぐ前では、モデルさんとクルーが乗り込んで動画の撮影が行われていました。
撮影クルーがちょろちょろと落ち着きなく動くことと、すぐ前の席という事で、食事をしていても全く落ち着きません😢
こういった撮影が入るなら、予約客に対してはあらかじめ連絡して同意をとるべきなのではないでしょうか?
または、2両のうち1両を貸切にして行うとか、いろいろ手はあるのではないでしょうか。
島原鉄道さんの常識を疑います😩
線路は雲仙岳に向かって続いていきますが、気分はモヤモヤしたまま。
もう、この駅で降りようかな?
それとも、ここから挽回してくるのか🙄
期待せずに、その② に続きます👋