元祖多扉車 - 昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

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元祖多扉車

多扉車、一般的には片側5~6扉の通勤電車を指す。1970年の京阪5000系に始まり、その約20年後の1990年代には首都圏に多数登場した。

しかし、輸送人員減少やホームドア設置等に伴い、首都圏の「平成の多扉車」は20年ほどで全滅し、元祖である京阪だけが最終的に残っている。

この元祖多扉車京阪5000系も、ホームドア設置に伴い数を減らし、写真の5551Fだけが生き延びている。
(コロナ絡みで引退が延期になっているもよう。)

京都観光で同系には数回乗る機会があったが、個人的な感想として、多扉車の中ではこの京阪5000系がいちばん座り心地が良いと感じた。
さすが関西らしく、日中使用しない乗降口は昇降式座席で締切られ、その昇降座席も座り心地が非常に良かった。
ちなみに1990年代に首都圏に増殖した平成の多扉車は、基本全扉使用であり、それどころか通勤時間帯は座席を収納してしまうヤツもあるくらいで、当然座り心地なんてカチコチで最悪だった。
(↑JR東の6扉車サニサハ208、サニサハE230など。)
平成の多扉車の中でも、京王6000系5扉車は比較的まともな方。


前後2両が18m5扉車の、東京メトロ03系と東武20050系。日比谷線は乗る機会が多かったので、これらにはよく乗ったが、京阪5000系に比べると窮屈な感じであった。

コメント一覧

kaisou-no-sharyoutati
私も何年か前、昼間時にのってシートになっているのを確認、長年の保守持続に感心したことがあります。
最近では阪急の「京とれいん」等、関西の私鉄独特の旅客サービスが見受けられますね。
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