JAL・JR・東京九州フェリーの旅 Part8 船上のバーベキュー | きっぷのブログ

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ゆるくやります

8時からお風呂が開くというので朝風呂へ。脱衣所のロッカーは100円玉を使うやつなのでわざわざ部屋に戻ったら誰もいなくてラッキー。

浴室はカランが8つくらいと内風呂、サウナ、露天風呂。

新日本海フェリーならではの露天風呂は東京九州フェリーでもあった。前に新潟から小樽まで乗船したときは冬の日本海を航行中に露天風呂に入ったが、雪が降るくらい寒いうえに海上は強風。なんとか扉を開けて浴槽に使ったものの船が揺れてお湯が半分くらいしかなく、半身浴状態でとても長時間居られない。

打って変わって今回は、快晴で海風が心地よく見渡す限り太平洋が一面に広がり最高だった。

 

 

入浴後は昨夜小倉駅で半額になっていた小倉のかしわ飯

時間がたっていたのでご飯が少し硬かったが、鶏の味がしみ込んでいて美味しかった。

 

 

10時過ぎに進行方向から横須賀発の「はまゆう」が見え始め、10時07分に互いが汽笛を鳴らしてすれ違い。

 

 

5階の進行方向前方にあるフォワードサロンから

 

 

 

姉妹船「はまゆう」とのすれ違いを見た後は昼飯の夏季限定のバーベキューを予約

 

当時はレストラン奥のデッキにあるバーベキューガーデンで10時30分から予約開始。

15人くらいが集まり30分刻みの予約枠を奪い合い公平に決めるためにじゃんけん大会を開催。

 

2021年8月25日時点で好評につきが9月末まで営業が延長されたようだ。詳しくはこちら

 

 

 

5階のデッキ

 

 

バーベキューガーデン

 

日本バーベキュー協会の定義だと「調理が主体の焼肉、料理がメインなのがBBQ」とあり、さらにIH調理器具を使っているので実際には焼肉に近いと思われる。だが、船の上で炭火を使うことはできないだろうし、屋外で食べるからバーベキューでもいいのか。

 

 

 

 

バーベキューセット900円 牛肉豚肉鶏肉ソーセージと野菜盛り合わせ

 

 

ライス大 250円 

 

 

合計は1150円と陸地でふだん食べるランチよりはやや高いが、こうして海を見ながらかつ潮風を感じながら焼き立ての肉を食べられるのは値段以上の価値は十分にあるだろう。

 

 

 

 

牛肉ショートリブ

 

 

食事後は天気が良かったので6階のデッキでぼーっと海を眺める。

トビウオは見えたがイルカは見えなかった。

 

 

 

 

豊後水道を抜けて足摺岬あたりは波がやや高く揺れているのを感じられたが、昼前からはほとんど波がないよい航海。

このほかには東京九州フェリーにちなんだクロスワードパズルや二回目の風呂、アマゾンプライムの映画を観てゆっくり過ごす。

 

 

4時30分から6階のスクリーンルームでプラネタリウム鑑賞。

ヨギボーに座りながら星空を見て眠くなる。

 

 

7時30分ごろ

 

 

東京湾に入り東京湾フェリーと交差

 

 

 

 

当日は東京オリンピックの開会式の日 エントランスでほかの乗船客と一緒にテレビで鑑賞

 

 

8時45分 定刻で横須賀港に着岸下船

 

 

 

 

 

 

 

横須賀フェリーターミナル

ここから連絡バスは出ておらず、徒歩で横須賀駅へ

 

 

 

途中でイオンに寄り道して1時間弱でJRの横須賀駅

 

 

もう少しで置き換わってしまうE217系に乗車して今回の旅は終了

 

東京湾フェリーに乗船した感想としては、新規航路・新造船ということで就航前からかなり注目されていたとは思うが乗ってみて快適で良かったと思う。内装もキレイだったしバーベキューも美味しかった。穏やかな太平洋を眺めながら過ごすのは普段のことは一切忘れるとこのできるよい時間だった。夜行列車が風前の灯火の中ゆっくり移動するのはフェリーに限る。

 

今は緊急事態宣言が発令され県をまたぐ移動を自粛しているが、早くまた旅行に行きたい。特に太平洋フェリー。