皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先日から50系客車の整備を進めていますが、手慣れたキハ58系と異なり手探り状態なのでダラダラと続いていますがご了承願います。

 

8月27日に、50系客車やEF81の整備用にパーツや塗料を用意していました。

 

↑先日は、右側にあるKATO製50系用屋根パーツを使用し、更に奥にある塗料を使ってEF81のガイシを塗っていました。

 

さて、客車端部に来る車両のボディーマウントナックルカプラー化を試みようと、14系用のカプラーセットを入手していました。

 

↑こいつですね。

 

実は色々探してみるとこのスハネフ14用のカプラー類を使用して50系客車の端部を良く見せる例が多いので購入したのですが、

 

↑カプラーポケットしか入っておらず、ジャンパ栓表現とかは全くありませんね…。

 

という訳で、先ほどご紹介したキハ130と同時に今度はジャンパ栓パーツを購入しました。

 

↑先ほどご紹介のキハ130と同時にスハネフ14のジャンパ栓を購入していました。

 

↑ということで、上のカプラーセットと下のジャンパ栓パーツを組み合わせるようです。最初からジャンパ栓付きのカプラーセットで出してくれれば良いのに…。

 

↑一昨日は、このジャンパ栓の無いカプラーパーツとTomix製品に付属の端部パーツを組み合わせて再現しましたが、ちょっとイマイチなのでKATO製スハネフ14ジャンパ栓パーツを使ってみたいと思います。

 

↑ジャンパ栓パーツです。実車の写真を見ると東北など電暖付きの車両はジャンパケーブルが2本ありますのでこれで良いでしょう。

 

↑U字状になっているパーツ?のような部分って何なのでしょうかね?? 説明書等が無いので良く分かりません。

 

↑こちらは純正のスハネフ14用カプラーセットです。

 

↑台座とカプラーポケット部を分離し、アーノルドカプラーをナックルカプラーに交換します。

 

↑先ほどのスハネフ14用ジャンパ栓パーツは、謎のU字状の部分を切断しました。

 

↑組み上げました。

 

つまり、スハネフ14用カプラーセットに付属しているカプラー台座を、スハネフ14用ジャンパ栓パーツに入れ替えるということをする訳ですね。これ、最初からこの状態で売ってくれれば良いのに…。元の台座部はゴミ箱行きです。

 

さて、これらをTomix・KATO製のオハフ50に組み込んでみたいと思います。

 

↑右のKATO製は楽そうですが、左のTomix製は難儀しそうですね。

 

↑先日スハネフ14カプラーセットをそのまま組み込みましたので、同じ要領でトライしてみたいと思います。

 

↑スハネフ14カプラーセットも同じでしたが、スハネフ14に比べてオハフ50は妻面の後退角が浅いので、赤丸で囲った部分を切って真っすぐにします。

 

↑こんな感じです。

 

 

このままTomix車の床板にあてがってみました。

↑カプラー台座を床板と固定する爪が、床板と干渉します。なのでまずこの爪を切断します。

 

↑丁度この爪ですね。こいつを切除します。なお、隣の爪のような突起はカプラーポケットとカプラー台座を固定する爪ですので、切除するとカプラーセットが崩壊します。なので隣の爪には傷つけないように慎重に切除します。

 

↑このように車体と固定するための爪のみを切除しました。

 

 

再度床板とあてがってみます。

↑まだ干渉するようですね。やはりカプラポケットの爪が当たるのでしょうね。

 

↑恐らくこの爪が床板に干渉するのでしょう。この爪は前述の通りカプラー台座とカプラーポケット固定用の爪ですので切除するわけにいきません。床下側をこれと干渉を避けるように加工することを考えます。

 

↑見づらいですが、端部から4mmくらいのところに爪があるようです。

 

↑先ほどのカプラーセットの爪が干渉しそうな部分をマーキングしました。この部分を切り欠けば良いと思います。

 

↑床板を一旦バラしました。切り欠きを設ける箇所の裏側にはライト基盤がありますので、これを傷つけないように外しておきます。

 

↑干渉部に穴を開けました。最初にやったこの車はちょっと穴を大きく開けすぎましたね…。

 

↑床板を戻したあと、カプラーをあてがってみます。今度は大丈夫そうです。

 

↑ちゃんと嵌っていそうです。

 

↑台車を乗せてみました。普段はビス2本で止めるのですが、台車との干渉を考えると真ん中に1本で良さそうです。台座も歪な形をしていますし…。

 

↑真ん中のこの辺りでビス止めしました。なお、実際の作業はビスが床下のライト基盤を貫通してしまいますので、一旦床板をバラして基盤を外してビス止めした後、ビスが床板から飛び出ている部分をカットし、基盤を戻して床板を再度組み立てています。

 

↑さて、完成です。先日スハネフ14カプラーセットのみを使った時よりもカッコよくなっていますね。

↑右が今回加工したTomix車で、左は普通の台車マウントナックルカプラー化したKATOのオハフ50です。カプラーは右のTomix加工車の方が若干高いですが走行には問題なさそうなレベルです。

 

↑さて、左は先日スハネフ14カプラーセットをそのまま取り付けてTomix製付属のジャンパ栓パーツを無理やり付けたオハフ50、右は今スハネフ14カプラーセット+ジャンパ栓パーツを取り付けたオハフ50です。やはり見栄えの差は歴然ですね。

 

ということで前回施工した分(左)も、右のスハネフ14用ジャンパ栓を使うやり方に統一したいと思います。

 

↑同じ要領でやり直しました。これで両方とも同じ仕様になりました。

 

↑カプラーセット・ジャンパ栓は大量に購入しましたので、オハフ50の反対側にも同じように取り付けました。オハフ50は両側に車掌室があるので手間も2倍ですね。

 

さて、Tomix車に無事にKATO製のボディーマウントナックルカプラーが取付できました。次はKATO車に取り付けたいと思います。同じメーカーだからもっと簡単かな!?

 

↑Tomix車にボディーマウントナックルカプラーが付きましたので、このKATO車にも取り付けたいと思います。

 

↑床下を見てみます。

 

↑パッと見はそのまま付きそうですが…。

 

↑カプラーセットとジャンパ栓を3両分6セット組み立てました。

 

↑そしてそのまま床板に嵌めようとしましたが、なにか干渉して上手くハマりません。

 

↑良く見るとこの突起が干渉します。なのでカッターで切除します。

 

↑このとおり綺麗に切除します。そんなに難しくはありません。

 

↑今度はちゃんと嵌りました。

 

↑問題なさそうです。

 

↑台車のカプラーポケットを切断し、組み上げました。

 

↑やはりTomix車と比べると簡単に取り付けが出来ました。取付穴の角の突起を削るだけです。

 

残りの2両も施工します。

↑先の突起を削るだけなら床板をバラすまでもなさそうです。カットした後組み上げました。

 

 

↑これで無事にTomix車2両、KATO車3両のボディーマウントナックルカプラー化が完了しました。これでかなり端部が引き締まりました。

 

↑やはり後方監視窓の雰囲気はTomix車の方が良いような気がしますが、好みでしょうかね。屋根の色も統一し、両社製品とも良い感じになりました。

 

↑EF81とTomixオハフ50を連結してみました。高さは問題なさそうです。

 

↑KATO製オハフ50と連結させてみました。ちょっと客車の方が高いようですが、走行に問題はなさそうです。

 

↑両社のオハフ50同誌を連結してみました。左がTomix製、右がKATO製です。ほぼ同じ高さですね。

 

↑これでオハフ50全車の整備が完了ですね。

 

そういえばTomix製50系に台車マウントKATOカプラーを付けた際、車間が広すぎる問題がありましたね。これはどうしましょうか…。一番手っ取り早いのはオハ50も同じ手順でボディーマウントナックルカプラー化してしまうのでしょうか。ちょっと勿体ないかな。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!