撮影地 : 東海道本線 塚本-尼崎
大阪府と兵庫県との府県境の神崎川橋梁です。
12系客車12両編成のC622牽引「白鷺号」
ボイラーを輝かせ汽笛を鳴らしながら神崎川を渡って来たC622
1972年11月19日
昭和48年4月10日に発行された最新「SLダイヤ情報」撮影ガイドの項20~21頁に神崎川を渡るC622の写真が掲載されて此の神崎川橋梁も一気に注目されるようになりました。縦位置で機関車のみをアップで捉えた其の作品を観て「こう言うふうに撮る方法もあるんだ」と衝撃を受けた思い出のある写真でもあります。
掲載されていた写真に刺激を受けて いつもは広角ぎみで撮っていた同所を此の日は望遠で流してみました。結果は今ひとつで、これがC622の白鷺号を撮った最後の日になりました。
1973年5月12日
上の写真を隣りどうしで撮った奈良からの御兄弟と3週間後に関西本線加太で偶然に出会うことになる思い出の写真でもあります。
↓弘済出版社1972年10月号の時刻表です。
鉄道100周年記念の此の年は梅小路の保存機の他にも現役蒸機を使ったイベント列車が各地で運転されていたようです。
その中でも超ド級の嘗ての特急機を使って東海道・山陽本線を走った「白鷺号」は白眉の存在
堂々の12両編成は圧巻でした。
↓は弘済出版社の時刻表1973年4月号です。
「春の臨時列車」の項に「白鷺号」の時刻も載ってました。
蒸機列車に蒸気機関車のマークを付けて有名だった弘済出版社の時刻表に掲載されていた「白鷺号」に蒸気機関車マークが付されていなかったのは残念です。
特急《しおじ》のほか急行《雲仙》や《天草》・《音戸》など名だたる名列車と肩を並べてC622牽引の列車が掲載されていたのを見るのも楽しいものですね(^^
最後まで御覧戴いて ありがとうございました。