カープラッピングのバスコレクション | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(広島のバスたち)

 

ご覧の通り,筆者のレイアウトにはバスコレクション(バスコレ)が所狭しと並んでいますが,多くは広島地区と北九州市のものです.今回はその中を一部紹介します.

備北交通のカープバスです.2018年に運行開始・発売されました.庄原市のキャラクター「ヒバゴン」も描かれています.広島市を結ぶ高速バス路線のほか,庄原市民を対象とした観戦ツアーにも使われています.

こちらは広電バスのラッピングバスです.

サンフレッチェバスもあります.

他にも中国JRバスでもカープラッピングバスが運行されていたことはありましたが,中国JRバス自体がバスコレに消極的である可能性がある(3台しか製品化されていません.中国JRバス担当の「瑞風バス」も未製品化です)ためか製品はありません.

主に大野練習場〜由宇球場・ファーム球場への輸送に使用される広島東洋カープ自家用の選手輸送バスもぜひ製品化されて欲しいものです(画像はこのブログのどこかにあります).

 

こと,備北交通のカープラッピングバスは地元では大変な人気を誇り,ついにこのバスをモチーフとした芸備線のラッピング車両(キハ120型・福塩線にも運行します)を走らせる計画が進行中であると,8/25に中国新聞が報じました.既にJR西日本・広島東洋カープの両社ともに内諾があり,残るはラッピング費用を支払えば実現できるという状態になっています.資金は市民有志の募金(カープ関係の募金は「たる募金」と呼ばれます)ほか,観光イベント・記念切符などを含めて約300万円をクラウドファウンディングで集められる予定です.これで危機に貧する芸備線に注目が当たれば良いのですが,実際には撮影者が車で乗り付けるだけで利用者数が伸びないという事態にならなければ良いと思います.300万円であれば他に有効な使い道があるのではと思ってしまいますが,意外と少なく,スタッフの方1名を1年雇うこともできません.

実現の暁にはTOMIXからの製品化に期待します.と言いたいですが,実際には更新車にラッピングされる可能性が非常に高いため製品化は困難といえます.広島所属で唯一未更新の「キハ120 6」は全検表記「26-2」で,ラッピングされること・更新工事が見送られることは考えにくいです.ラッピング・模型製品化のために実車を転籍させることは本末転倒と言え,このラッピングのためにTOMIXにキハ120更新車を要望するには理由が弱いといえます.金型改修がなされた場合は例えば「ブルートレインと並ぶ津山線・木次線・三江線・芸備線・美祢線列車」「トワイライトエクスプレスと並ぶ越美北線・高山線・大糸線列車」が再現できなくなるためこれはこれで問題です.

※間違いが多数ありましたので修正しました.

 

11/28追記:予想通り,実際にラッピングは更新車の「キハ120 332」に行われました.

 

 

残念なのはその広島東洋カープが最近うまく戦えていないことです.8/26現在,セリーグで最下位に沈んでいます.菊池涼介・鈴木誠也・森下暢仁・栗林良吏各選手の4名をオリンピックに送り込み,その全員が活躍して金メダルを獲得したことからチームの選手の実力の高さは明らかですが,打てない・粘りの投球ができない日々が続いています.財務面の問題から現代のプロ野球で必要なトラックマンなどの解析装置やそのスタッフの配置が見送られていますが,このまま終わって良いのかとも思います.

なお,本日の試合は5本のホームランを打って勝利しました.

 

11/24追記:

ラッピング気動車の企画は実現し,11/28にデビューすることになりました.

 

 

 

しかし,芸備線に求められる対策はこれではないという印象が拭えません.

※誤ってこの記事にリンクしていたため修正しました.