⬛️B&Sみやざき
B&Sみやざき」は新八代駅と宮崎駅を結ぶ高速バス🚌
博多から宮崎まで、特急「ソニック」や「にちりん」を乗り継いで行くと、6時間程度かかりますが、九州新幹線で博多~新八代を移動して、新八代~宮崎を「B&Sみやざき」に乗り換えると3時間半程度でアクセスできる画期的なルートなのです👏
 
B&Sとは、BUS(バス)&SHINKANSEN(新幹線)の略だというのもミソです。
 
B&Sみやざき」は産交バス、宮崎交通、JR九州バスの3社共同運行なのですが、JR九州バス運行の便を狙って乗りたいもの。
 
なぜなら、車両が九州新幹線800系仕様のカラーリングになっているからです✨
 

 
カッコいいですね👍️
 
TUBAMEのロゴマークやカラーリングは、九州新幹線800系そのまんまです。
 
 
ワンポイントの赤いJRマーク(=JR九州のマーク)がさりげなくアピールしています。
 
 
■宮崎駅
ということで、JR九州バス運行の便に狙いを定めて、宮崎駅にやってきました。
 
宮崎駅の改札口の方に、「B&Sみやざき」の乗り場を尋ねたところ、「ちょっとわかりにくいので…」と、乗り場が見えるところまで案内してくださいました。
 
なんて親切なのでしょう😂
 
 
乗り場で待っていると、新八代発の便が到着しました。
「つばめ」マークのJR九州バスです。
 
 
これが、折り返し新八代行になるはずと確信していましたが、降車が終わると「回送」になり、走り去っていきました💦
 
「あれ?」と思っていると、「B&S新八代駅」の行先表示を掲げてやってきたのは、真っ赤なバス。
確かにJR九州バスって書いてありますけど😅
 
 
運転士さんによると、このバスはもともとは「つばめ」塗装だったのですが、経年により最近塗り替えたとのこと。
 
ただ「車内はそのままですよ」とのことで、ひと安心🤗
 
 
「九州新幹線に接続」の文字が、ただの高速バスでないことを主張しています。
 
■車内
外観もそうですが、車内も水戸岡デザイン⤴️
不思議と落ち着ける空間になっています。
 
 
フローリング調の装飾の床に、ゆったりとしてシートピッチの座席が並びます。
横4列なので、贅沢な感じはしませんが、隣の席との間にも肘掛けがあったり、合格ラインです。
 
 
後方から見た感じです。
前の席の背もたれには、テーブルも付いています。
 
 
カーテンまで「つばめ」仕様です。
 
 
また、全席USB電源が設置されています。
(産交バスや宮崎交通は100Vのコンセントですが…🙄)
 
 
■経路
宮崎駅前を出発すると、宮崎の交通の要衝である宮交シティへ。
 
その後、高速道路に入り、都城北、小林IC、えびのICと吉都線に沿って進みます。
さらに肥薩線沿いに人吉ICを経由して、新八代駅に向かうルートです。
 
 
車窓から、吉都線や肥薩線の様子を伺おうとしましたが、線路と交差はするものの、なかなかその姿を拝むことはできません。
(もっとも肥薩線は運休中です😢)
 
■きっぷ
JR九州バスが運行しているということもあり、JR九州の駅のみどりの窓口では、バスチケットのみ購入することが可能です。
 
今回は、宮崎→博多への移動でしたので、JR九州ネット予約「B&Sネット早得14」を利用。
バスのみですと片道4,350円ですが、新幹線の指定席も込みで5,090円というサービス価格です。
 
 
オトクなのは大歓迎なのですが、座席位置は窓側または通路側しか指定できません。
シートマップで指定できるように改善していただきたいです🙇
 
また便名は、接続する九州新幹線と同じ号数になっています。
今回は、さくら572号接続なので、B&Sみやざき572号という訳です。
 
 
■新八代駅
列車のように正確なダイヤで「B&Sみやざき」は定刻に新八代駅に到着しました。
 
 
定刻だと接続時間は15分。
バスは駅前のロータリーに停まるので、たっぷりと時間があります。
 
 
今は列車で人吉に行くことができませんので、博多→(九州新幹線)→新八代→(B&Sみやざき)→人吉というルートも利用価値アリですね。
⚠️宮崎から乗車した場合は人吉では下車できませんので念のため。