妄想トレイン~三陸鉄道 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、さらに緊急事態宣言の発出エリアが増えた。宣言は有名無実化しているのだが、他に方法がないという完全な手詰まり状態。
 長期間にわたる巣ごもり生活を余儀なくされる環境下、せめて気分だけでも…というバーチャル旅番組が増えているなか、以前にも話題にした「妄想トレイン(BS日テレ)」が快調だ。
 16日放送分の行き先は三陸海岸へ。もちろん、主役は三陸鉄道だが、旅人となるゲストが渡辺えり、ということで朝ドラ「あまちゃん」撮影時の裏話なども聞けて、楽しい時間だった。
 妄想旅の行程は、八戸をスタートして海岸沿いに南下するルート。資料映像が充実しているのがこの番組のポイントで、早速、八戸線に投入された新車であるキハE130系500番台が登場。今日の画像は2014年に訪問した時の撮影で、この時はまだ赤鬼塗装のキハ40系だったし、その前の訪問時には「うみねこ号(リゾートではない方のアコモ改造車)」に乗っている。
 久慈駅に到着すると、駅舎内のリアス亭で販売されている、うに弁当をバーチャル試食。数量限定なので予約しないとなかなか買えない駅弁で、2014年訪問時も画像の通り完売だった。

 朝ドラでもしばしば登場した海女の実演を見学したら、いよいよ三鉄へ。ここで面白い豆知識が差し込まれた。三陸鉄道車内の中吊り広告のお値段は、何と一か月で八千円だそうだ。ちょうどメジャーな週刊誌二誌が電車の中吊り広告を止めることが話題になっているが、一番乗客数の多いJR山手線はべらぼうな金額をとられる。よく都心のコインパーキング数時間分の料金で、田舎なら一か月停められると聞くけど、それよりはるかに格差が大きい。
 宮古駅では三鉄グッズの専門店に立ち寄る。いつの間にか、こんなショップが出来ていたようだ。
 宮古駅からは、旧JR山田線が移管された区間。JR時代には乗っているが、三鉄になってからはまだ乗れていない。コロナが終息したら、また是非行きたいエリアなのだが、如何せん、東京から三陸は遠いのが難点。東北新幹線の乗車時間より、新幹線駅から三陸沿岸までのアクセスの方が時間がかかるのだ。