こんにちは

OLIVEです

今回はカシオペア紀行の復路について書こうと思います

こちらの記事の続きですね

カシオペア紀行は団体ツアーなので現地の行動も帰りの列車もツアーに組み込まれています

そのため、盛岡では特に何もしませんでした…
ということで話は一気に帰りまで飛びます
(笑)

盛岡からは東北新幹線に乗車します

乗ったのはE5系の単独運転列車でした


前に東北新幹線に乗ったのは1年以上前でしたね

E5系も久しぶりです


U42編成でした

かなり最近の車両ではないでしょうか

増備完了まではまだまだかかりそうですね


最近の編成なので全周ホロも黒一色です

E5系は以前の記事で結構写真は載せたので、あまり撮ってないところを撮りました


パンタグラフです

E5系は進行方向前方のパンタグラフは下げて運転するので下がってますね


指定席の表示

地味に初めて撮りました
(笑)

こちらはフルカラーLEDではなさそうです


ついでに対向ホームの連結を見つつ(笑)
新幹線の連結は何度見ても楽しいですね


盛岡を出発です

通常のカシオペア紀行では帰りははやぶさ号で一気に東京まで行くことが多いようですが、今回乗ったのはやまびこ号

そして下車駅は仙台です

今回のツアーにおける第2の目的の列車で仙台から帰るためです

ですがその前に仙台で少し自由行動時間があったので、利府線に乗ることにしました



利府線は岩切〜利府を結ぶ東北本線の支線で、構成駅は岩切、新利府、利府のわずか3駅

この短い区間を日中は2両編成の列車がワンマン運転で走っています

利府線は新幹線の車両基地の真横を通るため、車窓から新幹線を見ることができます

さて、利府線に乗るにはまず岩切駅に行かなくてはなりません

そのため、東北本線の普通列車に乗車します

仙台地区の東北本線の普通列車は701系かE721系が走っているのですが、乗ったのは…

701系でした

あまり人気のない車種
で有名ですが(笑)

私が乗りたかったのはこっちの方なので良かったです

なぜかというと…
E721系のBトレはありませんが、701系のBトレはあるからです
(笑)


東北地方では通常のホームより高さの低い客車用のホームが多いため、701系にはこのようにステップがあります

ちなみにE721系では車両全体の高さが低く作られているため、ステップはありません

岩切で降りて、階段を渡ると2両編成の列車が止まっていました


701系1000番代F2-27編成です

東北本線の方で701系に乗れたとはいえ、利府線の方は2両の単独運用なのでこちらの方で乗りたかったため、良かったです

ちなみに新幹線は車窓からちゃんと見えました


車番です

F2-27編成なので下4桁は1027です

701系は編成番号が変わってますね


パンタグラフです

交流型電車なのでパンタグラフ周りの機器が首都圏の列車と比べて複雑になっています

検査明けなのか、機器とパンタグラフがとても綺麗だったので撮りました
(笑)


写真は全て利府駅で撮りました


Bトレとのツーショット
(笑)

このBトレは車番を切り継いでF2-27編成にしました

折り返しF2-27編成に乗って岩切まで戻ります

岩切から乗ったのはこの車両です


HB-E210系

東北本線と仙石線の直通列車である仙石東北ラインの車両です

東北本線など東北地方の路線は交流区間ですが、仙石線は例外として直流区間になっています

異なる電流が流れるこの2路線を直通して走るためにそもそも電気を使わない気動車が採用されました

交直流電車を使えばいいんじゃないかと思ったのですがどうやら仙石東北ラインの渡り線は短すぎてデッドセクションを設けることができないようで、これが気動車採用の理由みたいです

また、ハイブリッド気動車ということで環境負荷が低減されているようです

ハイブリッド気動車は珍しいですよね

これから増えてくるのでしょうか

2両編成を2本繋げて4両で走っています


車番です

乗ったのはC-5編成で併結相手はC-8編成でした


HYBRID TRAINのロゴマーク

今はまだこの表記も珍しいですね


車内モニターではハイブリッドシステムの紹介がされています

乗車中に撮るのを忘れました(笑)
さて、仙台駅に戻ってきたのでいよいよ今回のツアー2番目の目玉列車に乗ります




臨時の仙台発上野行きです

その列車とは…

E655系「なごみ」です





E655系は2007年にお召し列車としても団体専用臨時列車としても使えるハイグレード車両としてデビューしました



お召し列車として運転される際は特別車両と呼ばれる車両を連結して6両編成で走りますが、今回のように団体専用臨時列車で走る場合は特別車両を外した5両編成で運転されます

このE655系ですが実は私、以前に3回会ったことがあるんです

しかもどれもE655系狙いで出かけたわけではありません

たまたまです
(笑)

時期は2008年ですね

E655系のデビューは2007年なので話題になっていた時期でもありました

恐らく初めて会ったのはこの時です

何かの試運転をしてたのでしょうか

びっくりして写真を撮った記憶があります

2回目はこの時です

これは寝台特急あけぼの号に乗りに行った時で、あけぼのの入線を撮ろうと早めに現地に行ったらあけぼのが来る前に入線、発車していきました

この時も試運転だったようです

そして3回目、これはたまたまというわけではないですが…
車庫内に展示されていました

この時は田端の機関車目当てで行った気がします

ちなみにEF81 81号機にもこの時会っています

お召装飾がされていました

今回のカシオペア紀行で再会しましたが、多分このとき以来ですね



そんなわけで見ることはあっても乗る機会はなかなか無かったE655系ですがようやく乗ることができました



それでは各部の写真です


非電化区間ではDLの牽引による走行を想定しているので連結器は機関車や客車で見られる自動連結器になっています


車番です

今回は先頭車である1号車、クロE654-101に乗りました

ちなみにこの車両、なんと客用扉がありません

乗る時は2号車のドアから乗りました


表示は団体ですね

フルカラーLEDです

E655系は全車両グリーン車となっています

車内はこんな感じ


1号車にはディーゼル発電機が積んであるので長い通路があります

カシオペアのラウンジカーと同じ感じの構造になってますね

1号車に客用扉がないのもこれが理由です

通路ですが下部の青色のLEDが特別感を演出していてとてもいいですね

またところどころには紫のカーペットが敷いてあるのも印象的でした


そして列車は途中の相馬駅に停車

ここではドアが開くので写真を撮ることができました


改めてE655系「なごみ」です





鋭い顔つきは当時のJR東日本の車両では珍しかった記憶があります

マジョーラ塗装と呼ばれる特殊な車体色が際立ちますね

印象的なライトのアップです

改めて見るとインパクトが強い車両です

E655系「なごみ」に乗れてよかったです

これで今回の旅は終了です

上野駅発で始まり上野駅に戻ってくるという行程は、本来の東北地方の旅を思い出させる感じでした

やっぱり北への玄関口は上野駅ですね

カシオペア紀行と「なごみ」、なかなか乗る機会がない列車に一度に乗ることができるという素晴らしいツアーでした



行きの牽引機はEF81 81号機だったので、お召し尽くしでしたね(笑)
今回の一番の思い出はやはりこれです





国鉄型のELが牽引する列車、しかも寝台特急というかなり貴重な列車だと思います

EF81の牽引する寝台特急に乗れるということは、とても幸せなことであり、カシオペア紀行の運行に携わっている方々には本当に感謝の気持ちで一杯です



また、この素晴らしい機関車&列車に出会える日を楽しみにして今回の記事を締めくくらせていただきます



ではまた



OLIVE