(さらに東へ進む)
8/1に「瑞風」の見送りをしましたが[1],これにはさらに続きがありました.「観光を終えた乗客の皆様の見送りをした」と報告していなかったのでピンと来た方もいらっしゃったかもしれません.新型コロナウイルス感染症の流行も第5波となっては感染状況をある程度予想して行動することが自然であり,この機会に10/1を持って廃止される「山陽本線経由の復路etSETOra」に乗車することにしました.「往路etSETOra」は岩国で瑞風を見送った後では列車が間に合いませんし,そもそも現在慌てて乗車する必然性はないと言えます.
尾道へ向かうのですが,その間に様々な広島県では鉄道シーンがありましたので紹介します.
西広島駅 瑞風の回送折り返し
岩国で乗客の皆様をおろした「瑞風」はそのまま山陽本線を西広島まで上ります.
西広島であるのは単に折り返しができるという訳ではなく,食材の積み込みを兼ねているためです.
数十分の停車後,由宇に向けて下っていきました.
西広島駅も改良工事が進んでおり,この光景はいずれなくなります.なお,この場所には将来アストラムラインが来る計画があります.
三原駅と115系
新幹線で三原駅へ向かいます.
三原駅では「etSETOra」「SEA SPICA」の模型が置かれていました.
案内表示も「宮島口」には行かなくなるので当然記録しておきます.
三原駅では列車が近づくと「かもめの水平さん」が流れます.この曲の作詞者武内俊子氏は三原市出身です.
この列車は隣の糸崎行きです.
乗り換えた列車は115系300番台の列車でした.
レトロ感あふれる車内でありながら未だに現役であることは嬉しいと言えます.
ただし近年半自動ドアのスイッチを取り付けたため,一部の窓が埋まってしまいました.
尾道駅に到着です.
尾道駅のすぐ近くには列車が眺められる跨線橋がありますが,撮影には不向きです.
La Malle de Bois
日曜日は「ラマルしまなみ」が運転されるため,尾道駅に留置されます.「etSETOra」到着時には並びます.
賑やかな装飾であり,模型化の際には注意が必要かもしれません.
前回の全検は「26-3」です.つまり,2022年3月までに検査期限を迎えます.ひょっとすると2022年7月の「岡山デスティネーションキャンペーン」に合わせて改装・あるいは再改造,はたまた廃車になるかもしれません.こちらも早く乗っておきたいところです.今回は日程の都合で乗れませんでした.
8/18追記:この車両には2021年1〜2月に運行予定が設定されておらず,大規模整備の可能性があります.
というわけで,尾道駅の北口からも撮っておきます.
尾道駅に着きました.以前あった「尾道城」はきれいさっぱりなくなっています.山あいにあるため解体には困難を極めたと報じられています.
次回の記事で山陽本線経由・復路etSETOraに乗車します.
中途半端な列車という印象が強く,「復路でも呉線経由にして欲しい」という要望もよくわかる列車でした.
[1]:この記事のタイトルは変更します.