106急行は盛岡~宮古を国道106号経由で結ぶ長距離路線バス
並行する山田線と運賃・移動時間に差がなく、便数が多い事から
現在では鉄道を圧倒する存在になっています。
地方都市を連絡する長距離バスや高速バスはほとんどが
全車自由席ですが、106急行には予約枠が設定されていて
ネット予約すると割引があるので、今回はそれを利用。
券面に座席番号がありますが、これは予約枠という意味で
座席が指定されている訳ではありません。
ちなみに秋田県に由利本荘と横手を国道107号で連絡する
長距離路線バスが存在しますが、こちらは本数が少ないのと
羽越本線の列車と接続していないので地元以外では
ほとんど知られていません。
宮古駅前6番バス停には13時30分過ぎに到着、
急行ではなくより時短効果のある特急です。
3点式シートベルト装備の車両
もちろん装着しますが、他の乗客は無関心でした。
今どきのバスなので車内WiFiと充電コンセントが標準です。
宮古市街を抜けると一気に交差点が減り、ほぼ
ノンストップで快走します。
右手にあるのが山田線。
急行は国道106号を運行しますが、特急は自動車専用道路である
宮古盛岡横断道路を走行、最高速度は80km/h。
中間地点にある道の駅やまびこ館で小休止します。
盛岡駅東口には15時21分到着、ほぼ定刻通り。
山田線で週末不定期に運転される「さんりくトレイン宮古」でも
2時間以上かかるので、95分で走る特急だと相手にもなりません。
盛岡駅西口を15時45分に発車する大館行き「みちのく号」
東口からフェザン回廊を抜けて西口バス停まで5分かからないので
フェザンで寄り道しても楽々乗り継ぎ可能です。