ちょうど田んぼアートの見頃となりました、秋田内陸縦貫鉄道に乗ってきました。


文字通りに秋田県の内陸を南北に縦貫する鉄道です。鷹巣~角館を結ぶ第三セクターの鉄道会社となります。


お恥ずかしながら、秋田県に住んでいながら初乗車となります。



なお、内陸線に関しての詳しい説明は省きます。まあ、説明するほど、詳しくないのでご了承ください。





では出発です!
※写真&動画がかなり多いですので、ご了承下さい


直接始発駅まで車で向かう人も多いようですが、鉄道ファンですから鉄道で向かいましょう。


【秋田駅】
朝8:30くらいの特急つがる号で鷹巣へ向かいます。






【JR鷹ノ巣駅】
約1時間ほどで北秋田市鷹ノ巣駅に到着。





【内陸線 鷹巣駅】
JR駅舎の隣りに位置します。JRではタカノスの「ノ」が駅名に入りますが、内陸線は「ノ」が入らないのが面白いところ。


駅舎は別々ですが、改札を通るとJRのホームと同じになります。





【片道寄り道きっぷ】
鷹巣~角館までの片道の切符を購入。寄り道とは通常よりも100円高くなりますが、一回だけ途中下車が出来るというお得な切符です。

沿線には様々な見所がありますから、こういう切符は良いですよね。



【AN8800形 ディーゼル気動車】
改札が始まるまで、ホームには入られないシステムのようです。いざ、車内へ乗り込みます。





【内陸線 車内】
ローカル線といいながらも、それなりに乗客がおり、細かな車内の写真はありません。

内陸線の内装は様々なものがあるそうですが、今回乗車した車両は各所に犬の装飾がされております。


座席のモケットもよく見ると犬の形の模様となっています。



面白いのがこの写真なのですが、窓際にあるテーブルに路線図が記載されております。急行の停車駅には犬の足跡があります。コレは良いですね!





【AN8800形のディーゼルエンジンの音】




【ざっくりとした沿線の様子】


【田んぼアート キティと土偶】
土偶は北秋田市の伊勢堂岱遺跡のもの



列車は先述した田んぼアートなどの案内を車内で行っており、しっかりと減速運転を行います。焦らなくてもゆっくりと通過するので、しっかりと見ることが出来ますね。



この鷹巣~阿仁合間の車窓は木々の間を分け入っていくように、田んぼと杉の木が続きます。速度もそれほど早くもなくザ・ローカル線の雰囲気でした。





【阿仁合駅】
11時半ころ到着。鷹巣~角館までの直通の列車はなく、車庫のある阿仁合駅で終点となります。ここからまた乗換列車で角館まで向かいます。

ここで寄り道きっぷを使い、途中下車します。
しあわせの駅といい、4を向かい合わせに合わせたようなデザインの駅舎です。


一階に売店とレストラン。二階に観光施設や、休憩スペースがあります。窓を眺めると車両の入れ替えの様子も楽しめますし、休憩スペースには鉄道関係の書籍もあり、思わず手にとって見てしまいます。

本当は駅内にある「こぐま亭」という馬肉シチューで有名なレストランで昼食を頂こうと思ったのですが、残念ながら定休日。駅の外で昼食を済ませました。



【内陸線資料館】
阿仁周辺の鉱山の様子や内陸線開通までの資料が展示されております。





次の列車まで2時間ほどあったのですが、あっという間に過ぎてしまいました。


【鷹巣行きの列車がポイントを切り替えて入線】




【阿仁合駅構内】

観光列車 笑・EMIです。座席が窓側に向けて配置されているそうです。いつかは乗ってみたい。


角館行きは乗車してきた車両と同じ、オレンジ色の方です。13時半頃の出発です。





【内陸線 大又川橋梁】
内陸線で一番の景観スポットです。道路側の様子しか映っておりませんが、雰囲気だけでも伝わるでしょうか?
紅葉の季節になるとさぞ、キレイなのでしょうね。




【上桧木内駅での列車の交換】



この駅で下り列車との交換が行われます。約5分間の停車時間があるのですが、この駅には田んぼアートがあります♪


気動車と秋田犬のアートが面白い。
普通であれば駅での停車時間は煩わしいものですが、ホームに降りてゆっくりとアートを楽しめます。乗客を楽しませる、粋な計らいですね。



【内陸線の角館よりの最後の田んぼアート】









この阿仁合~鷹巣間は峠を下りきると、だいぶ開けた景色となります。列車の速度も速く、軽快に田園地帯を走り抜けていく様子は気持ちが良いものです。





角館駅に近づいてきました。標準軌のレールが車窓にみえます





【秋田内陸線 角館駅着】
阿仁合からおおよそ1時間半ほどでしょうか。15時頃に到着。


ちょっと控え目な内陸線駅舎。



対して立派な角館駅。武家屋敷をイメージした駅舎だそうで。ここではE3系こまちの駅カード貰えますよ。




【こまちに乗換て秋田市へ帰ります】
内陸線とJRとの接続は30分後です。トイレに行ったり、駅をぶらぶらしていればあっという間。



標準軌の701系がしばらく停車しておりますが、これは下りのこまち号が来るのを待っている状況です。ここから先は単線ですから、このような状態になります。

20分くらい停車しているような........




E6系こまちが入線。ちらっと内陸線の車両も見えます。15時半角館駅を出発。

秋田駅までは立席特急券で秋田まで2500円くらい。下り列車はそれなりに人が乗っていますが、空席はあります。ゆっくり座る事が出来ます。

内陸線のスピードに慣れていたためか、E6系のスピードがはやいはやい。
スピード感覚が麻痺していたのでしょう。



 
【秋田駅着】
たしか16時過ぎ着だったと思います。

こまちとハマナス色のいなほが並びました。




本日は秋田駅→鷹巣→角館→秋田と県内をぐるっと乗り鉄して参りました。乗換時間もちょうど良くストレスなく乗り鉄する事が出来ました。県内でも十分に楽しめますね。




【おまけ】

ホームを後にしようとしたら........



コレが中線に停車しておりました。ちょうど出場の日だったのかな。車体や台車までピカピカでした。Nゲージでも所有している車両でしたので、コレは嬉しい。





長くなりました。今回は以上となります。最後までご覧頂きありがとうございます。