お盆の時期にして大雨がやってきました.楽しみにしていたDE10「DLやまぐち号」も運休が決定.結局正常に走った日は8/1と8/8のみとなりました.DE10重連牽引のDLやまぐち号は反響が高かったために,可能であれば再設定していただきたいと個人的には思います.
本日は2020年6月に発売された「リゾート白馬」を紹介します.付属品がやや異なる(スハネフ14用のホロの代わりにヘッドマークが付いています)ものの「出雲3・2号増結セット」と「ムーンライト九州基本セットB」の抱き合わせ再生産であるため当初投入予定はありませんでしたが,たまたま在庫を見かけたため投入となリました.
14-200系リゾート&シュプール車4両と,14系寝台車出雲車2両の組み合わせです.スハネフ14の車両番号は24と44が,オハフ14の車両番号は33と38が収録されています.車両はいずれも洗面台窓閉塞・非常口封鎖がされた車体であり,「出雲3・2号」はもちろん「あかつき」でも使用することが可能です[1].
展望車オハフ15は「ムーンライト九州B」と異なる姿となっています.実際にはこれだけでも購入の価値はあったと思います.一方で,スハフ14-200も含まれているため,今後オハフ15-251を含む製品が発売された際にはスハフ14-200が実車以上の配置となってしまします.
牽引機はEF81やDE10・DD16(304号機含む)が検討でき,実際に同時期にTOMIXではEF81をリニューアル再販しています.
発売時期が夏であり,いかにもTOMIXの企画力を存分に発揮した良作であったと思いますが,それゆえに出回らなかったのは残念であったと言えます.
[1]:
http://www5.big.or.jp/~hagi/rail/lexp/14/muko.html#a0003