皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
昨日は所用があり出掛けたついでに以前調達していた部品取り用のキハ81を買い取りに出し、更に先月再販されたばかりのキハ40系四国色を購入しました。ちなみにキハ40系四国色は発売当初にも購入していましたので増備になります。
↑発売直後に購入・整備していたキハ40系JR四国色です。
JR四国色の気動車はTomix・KATOともに色々製品化されており、爽やかな水色ベースの塗装と共に非常に好感度の高いシリーズです。しかし、Tomixさんからはキハ58系・キハ45系のJR四国色が発売されていますが、JR四国色のキハ40系とは時代設定が異なり一緒に繋げて遊ぶには少し抵抗があります。
そこで、今回増備したキハ40系JR四国色は、1990年代前半の時代設定と変更したいと思います。
↑今回増備したキハ47をキハ45と混結してみました。台車の色が異なり、なんとなく違和感がありますね。
今回は台車・TNの黒色化がメインの加工となりそうに思われますが、もう1つ大きな、そして面倒な点があります。それは列車無線アンテナです。
↑ちなみにTomixさんから発売されているキハ40系の多くは、写真のように屋根上に無線アンテナ用の穴は開いていません。よって毎回同封の治具を使って穴を開けなければなりませんでした。形式や塗装によってはアンテナが必須なので、最初から開けておいてくれればと思っていたのですが…。
↑今回発売のキハ40系JR四国色は、なんと最初から穴が開いています。JR四国色の気動車は1990年代中盤までアンテナが付いていませんでしたので、これを再現しようとすると何とも余計なことをしてくれたなという印象です。
ということで、まずはこのアンテナ取付穴を埋める作業から開始します。
↑何とも無駄な作業をしなけれななりません…。
↑元々φ0.5mmくらいの穴が開いていますが、ウチにあるプラ棒はφ0.9mmが一番細いものだったので、φ1.0mmで開けなおしました。
↑プラ棒を挿して瞬接で固定します。
↑余分な部分を予めニッパー等で切除しておきます。
↑ヤスリスティックで仕上げました。仕上げの際は通風器を外して作業しましたが、通風器の台座や排気口のモールドまで削ってしまわないようにマスキングテープで養生しておきました。
↑仕上げが完成したら塗装に入ります。銀色のクーラーは外しておきます。通風器は色合わせの関係上、付けたまま塗装します。
ではこれが乾くまで下回りの作業を行います。
↑床下です。見事にグレーになっています。
↑台車は、キハ58系ジャンク品などからのストックパーツを使いました。トレーラー車の台車枠は古いロットのものしか無かったので、集電シューも古いタイプです。
↑TNも用意しました。
↑黒台車、黒TNと交換しました。
↑そうこうしているうちに屋根が乾いていました。
↑アンテナ穴を埋めた箇所です。綺麗に消えているようですね。先日クーラー移設したキロ28はイマイチな仕上がりであったのに対して、まずまずの出来でした。
さて、車両組み上げと同時に同封付属品の取付も行ってしまいます。
↑お馴染みのパーツです。タイフォンパーツはスリット・小をつけました。アンテナは付けないのでアンテナのランナーからは信号炎管しか使いません。
↑アンテナパーツは昔とランナー形状が変わりました。なんとなく形状も実感的になった気がします。
さて、完成です。
↑アンテナ無し、黒台車、黒連結器の1990年代のキハ40系になりました。
↑手前が製品のままのグレー台車仕様、奥が今回手を入れた黒台車仕様です。
↑右が今回加工した黒台車仕様です。最初から穴が開いていたのでアンテナ無し仕様にするのが非常に面倒でした。。。
↑これでキハ45と混結しても違和感が無くなりました。
↑違和感は無くなったものの方や冷房付き、片や非冷房で乗客にとってはどっちが来るかは非常に重要な問題であった事でしょう。
↑キハ58系との混結も違和感なしです。
ということで、今回は増備した四国色のキハ40系を一時代前の仕様へ変更しました。逆にキハ58系をグレー台車仕様にするというのもアリなのですが、晩年のJR四国キハ58系は近郊化仕様になっており車体を含め大きな加工が必要なのでなかなか手が進みません。晩年の近郊化仕様のキハ58系もこの勢いで製品化して欲しいですね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!