スイスの荷物車

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今日の東京は今季最高気温とかなんとかだったらしいけど、数日前のオクは観測史上最高に激アツだった。

もう血だらけだ。

骨も歯も何本か折れた。

でもサイコーだ!


ここのところ、ずいぶんと車両のリポートをしていなかったけど、今日は車両紹介。


スイスの荷物車をお送りする。


荷物車は客車列車に連結される荷物専用車両で乗客の荷物や郵便、小さな貨物なんかを運搬していたようだ。

乗客の荷物を客車とは別の車両に積み込むというのは今では想像できないかもだけど、飛行機に乗るときカウンターに荷物を預けることを思い出してほしい。

全く同じ要領で列車に乗るときに荷物を預ける。


でも、この運用は今ではほとんどないみたいで、荷物車はもっぱら自転車を載せたりしているらしい。


最近の荷物車は客車の一部を荷物用として運用しているので、1両まるまる荷物車というのはほとんど見かけなくなった。

10年ぐらい前まではよく見かけていたのにな。

もったいない。


まず最初に紹介する荷物車はEW Ⅱ 荷物車。

製品はMinitrix13363。

これは数年前にオークションで手に入れたもの。

本当は今回熾烈な争いで手に入れたMC76 荷物車が欲しかったんだけど、全然市場にないので代わりに導入した。


EW Ⅱらしく屋根が薄いのが特徴。


あとで紹介するMC76とぱっと見で見わけることができるのは屋根。

通気口なのか何なのかわからないけど、EW Ⅱは1つだけ屋根に乗ってる。


かなり古い製品なので表記は若干潰れ気味だ。

台車も時代を感じさせる仕様となっている。


数日前まではこの荷物車をメインで運用していたけど、EW Ⅳ 客車のお供としてはやっぱり物足りなさを感じていたので、やっぱりMC76がほしいとずっと思っていた。


この荷物車いいなと思ってから10年以上。

ついに手に入れることができた。

ARNOLD3242 MC76 荷物車だ。


この荷物車は元々はフランス国鉄の車両でスイス鉄道に転籍した。

SBBだけじやなく、blsにも何両かある。

ARNOLDからはこのEW Ⅳグリーン塗装のほかに、(SNCFのコライユ塗装のままSBBのロゴが入ったものと)←これはLimaだった(追記)、bls塗装のものがあるようだ。

全部ほしいけど、まずはこれ。


さっき言った屋根。

通気口みたいなのが複数並んでるいるのが特徴。


表記はMinitrixより鮮明に印刷されている。


SBBロゴも目を見張るぐらい鮮明。

そして台車が今風なのもEW Ⅳにお似合い。


自分にとって、この荷物車1両でSBB感が50%増しになるぐらいの存在感。


こいつを手に入れた今回のオークションはちょっとヤバかった。

とにかくMC76 荷物車は希少品なので、予想はしてたけど、まさかこれほど熾烈な戦いになるとは思わなかった。

これまで手に入れてきたどの車両よりも高価になってしまい、もはや常軌を逸した争いだった。

しかも、相手はフォロワーさん。

許しておくれ。


EW Ⅱ 荷物車とMC76 荷物車を並べてみたら長さが違った。

youtubeで見る限り、同じ長さだとばっかり思っていたので、これは新しい発見だし、MC76 荷物車の方がEW Ⅳ 客車としっくりくる理由もわかった。


色味は結構違うけど、この差がまた好きだったりする。

SBBは時代の違う車両を平気で連結させるので、こうした誤差が返ってリアルなんだ。


ここで実車の動画も紹介しておこう。

最新のICNカラーになってるけど。

Basel SBB 20/05/2013 - Departure of 16.13 IR 1981 for Zurich HBリンクyoutu.be

どうだろう、たまらないと思わない?

SBBアソートみたいになってる。


てか、後ろに鉄道員宿舎のストラクチャー置いて撮影してみたけど、ちゃんとしたモジュール作って車両紹介した方がいいね。


ではまた!


「小さなヨーロッパと小さな鉄道」の歴史

全ての始まり

https://gut.blog.ss-blog.jp/2010-09-01


サヨナラレイアウト

https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-04-29


屋根裏ワンダーランドの始まり

https://gut.blog.ss-blog.jp/2016-06-13


屋根裏ワンダーランド製作記録

https://youtu.be/Q-WIMS5a2_Q