けんじいの山荘のあるエリアにはメインの環状道路があり、そこからやや狭い道がたくさん枝分かれしている。その道はほとんどが行き止まりなのだが、唯一つながっていて通り抜けるられる道がある。つまり東京の山手線に対する中央線が1本だけあるのだ。

 

(簡単八子が峰の方向)

 

 昨日は1日中雨で一歩も外に出られなかったし、今日も午前中は霧雨に覆われたような天気だった。それが3時頃から急に明るくなった。近くの簡単八子が峰でもいいが、山は山だ。夕方の誰もいない山はリスクがある。

 

 

 それで、この中央線を歩いてから突き出た山手線を半周して戻るコースに出ることにした。明日は天気が良いのだが、お客もあるので仕方がない。しかしこのコースは前回経験済みなので、反対回りに、まず山手線を半周してから中央線で戻ることにした。

 

 

 山手線沿いの一番高い場所にこのエリアの水源、いわば水道局がある。その反対側に滝と見紛うような沢が流れていた。そして、そこに早くもトリカブト(上)の花が咲いていた。

 

 

 この季節、白いノリウツギかボタンヅルばかりの中で、橙色の節黒仙翁(フシグロセンノウ)(上)やブルーのトリカブトを見るとホッとするとともに、季節の移ろいを感じる。

 

 適当に登りもあり(標高差100m程度)、1時間半で9千歩ほどの気持ちの良いウォーキングになった。