とある休日のことだった。
模型屋巡りで秋葉原をぶらついていた道中、普段は滅多に立ち寄らない「リバティー秋葉原11号店」の前でふと足が止まった。
「そういえば最近覗いていないな…」と思い店の中へ足を向けると、かつてより売場の陳列や商品の質のレベルが向上しているように見え、暫し店内で物色することにした。
立ち寄ったのが運の尽きだった(笑)
6月にリニューアルされたばかりのTOMIX製733-3000系「エアポート」の基本セット(3両)(品番<98430>)が、袋に詰められて定価の約半額で売られているではないか。
「パッケージがない」という理由だけでここまで価格が落ちており、見せてもらった商品の状態にも問題が見受けられなかった。
付属品は正規の製品よりもなぜか過剰気味で(帰宅してから調べて知った)、本来増結セットに付いてくるスノウプローと、733-100系にしか付属していない幌枠が入っていた(笑)
(ちなみに「エアポート」編成で幌枠は使わない)
北海道の車両は「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「まりも(14系寝台付の編成!)」、そして整備待ちの車両(←これもそろそろ手を着けなければ…)を1編成持っているため、一緒に遊べる車両が欲しいと思っていたところだった。
KATOから731系・キハ201系、そしてキハ283系がリニューアルされたばかりで、購入するかどうかを悩んでいた矢先に…出会ってしまったなぁ。
目の前にある「エアポート」の基本セットが半額…増結セット(品番<98431>)の市場在庫をスマホで見たらまだ安価で入手可能であることを確認し、733-3000系「エアポート」を迎え入れることとなった(^^;
個人的に快速「エアポート」と言ったら、北海道旅行でCTSに降りたとき、またはCTSから飛び立つときに相当な確率でお世話になっている列車だ。
そして、毎回乗るのは「uシート」…誘惑にはいつも勝てないわけで(笑)
もしかすると「エアポート」は道内の列車の中で、最も身近な存在かもしれない。
さて、基本セットのセットアップを進めつつ、増結セットもポチッとな(^^;
当ナインスケール事業準拠のセットアップに基づき、付属品の車番インレタ転写や別パーツの取付に加えて、TNカプラー化、TORM.室内灯装着を進める。
車椅子マークは手元にトレジャータウン製のインレタがあったのでそちらを採用。
ガレキのインレタは印刷が緻密で貼りやすい。
少し凝ったセットアップをしたのは「uシート」のサハ733-3200だ。
推奨されている室内灯は「電球色」だが、実車ではデッキ部は白色、それ以外の車内が電球色の照明である。
推奨されたままに室内灯を入れると、デッキ部も電球色で灯ってしまう。
実車の写真を見ると、とりわけ薄暗い札幌駅で撮影されたものでは、デッキ部と客室部の光色の違いが明らかだ。
これはひと工夫すれば再現できそうだぞ…と思いながら作業を進め、いざ点灯。
結果は成功。
デッキ部と客室部の光色をきれいに分けられた。
狭い机の上で6両編成を組成して室内灯を点灯させると、「uシート」の帯色といい色の異なる室内灯といい、短い編成の中で良いアクセントとなってくれる。
窓が大きいこともあってか普通車の室内灯も目立ち、カッコ良さにブーストがかかる♪
セットアップも早めに終わるので、Nゲージを楽しむには5~7両編成くらいがさっさと走らせることができていいかも…と少し思った(^^;
早く走らせたいぞ!!
こぼれ話…
実は今回のセットアップで、仕上げに先頭車のライトユニットにひと手間かけた。
ヘッドライトが白色でしか灯らないため、実車に即して上部のライトと下部の外側のみ、ハロゲンライトをイメージした橙色に点灯させるべくプリズムに色差しを施したのだが…
なんと、733系3000番台のB-3108/3208編成以降はヘッドライトがLED化されており、ライト色は全て白色が正となることが判明してしまった。
えっと、自分が今回インレタを打った車番は…おっふ、B-3108/3208編成ではないかorz
せっかく色差しをしたものの、これではダウトだ。
慌ててプリズムの橙色を落として、無事実車同様「白色に灯る前照灯」に戻りましたとさ(汗)
テーマ:鉄道