前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/08/05/094431
ばんえつ物語の客車は、12系の種車の構造を色濃く残し、Bトレ的にはカラー変更だけでかなりそれっぽくなります。
今回作っている2代目の青白客車を作る上で、構造的に大きく異なるのが展望ラウンジ車?オハ12-1701で、寝台車のような深い屋根と大きな窓は編成のアクセントになっています。
要素を書き出してみると、
1-寝台車と同じような車体、屋根、クーラー
2-車端の折戸が片側一箇所
3-屋根にまでかかる大きな窓(左右同じサイズと思われます)
4-その窓に続く普通のサイズの窓。高さ方向は黒く塗られて大きな窓と一体感を出している。横の長さは両側面で異なる。
5-大きなロゴ
6-屋根にめり込んだ側板
7-クーラーはAU77か76の新しいキセのタイプ(どっちかわかりません。。。)
8-ルーバー類
種車はBトレオハネ24やあけぼの用ソロあたりをつかえば楽そうですが、このあたりもいつでも入手できるものでもなくなってきました。
栄光のつばめセットで余りがちなため中古市場でもよく見るオシ14を使ってなんとか作ってみます。
まず余剰となっていたオシ14の側面に、いつか失敗して放置されていた12系ジャンクの折戸を移植します。
オシの通路の窓の高さをハイデッカー窓の下端として、L字型に窓の穴を開けます。
屋根を接着してしまいます。このジャンクオシ14はすでにAU76クーラーを何かに奪われて、ファンが一つのAU77の屋根に変えられていました。キセやそもそものサイズの違いは気にせず進めてしまいます、、、。
瞬着パテを塗りたくり、硬化剤で固め、スティックヤスリで削りまくります。オシの食堂車的な面影はなくなりました。
今回は屋根から塗りました。
まずクーラーキセのアルミシルバー、次に屋根全体をニュートラルグレー、次に屋根をマスキングして車体全体にグリーンマックスの小田急アイボリーを吹きました。
屋根と車体の境目は写真を見ると明確に段差があるようです。以前作った北陸シャワー車では塗装塗り分けだけでやったところ、いまいちな出来でしたので、今回は定規をあててカッターで線を入れました。
※北陸シャワーの記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/08/04/075105
次に窓周りをマスキングして青15号を吹きます。
最後に窓周りと低い窓の上側を黒く塗りました。窓周りを黒くして連続窓に見せるデザインは、窓開け工作の雑さを誤魔化せるので好きです。
めくります。
オシ14とはだいぶ別の車体となりました。
マーキング類をシール紙にプリントアウトして貼り、その後艶消しクリヤーで全体の色調を馴染ませます。
種車の窓ガラスパーツのうち、シャーシの爪をはめ込むところだけ切り取り、取り付けました。これで純正シャーシが使えます。実は車高合わせにはいつも苦労するのです。
プラ板を切り、窓枠を塗ったものをはめ込みます。強度よりも作業性を優先して少量の木工ボンドでくっつけました。外れたらまた付けるということで、、、。
窓が大きいので室内も作ってみました。銅線などで手すりやパイプの椅子を表現しました。
できました!
4連となり編成っぽくなりました。本当はもう一両オハを増やして5連にしたいのですが、種車が手に入りません。
DLばんえつ物語号。
DD53牽引によるばんえつ物語。
程よい渋さと華やかさ。当鉄道の復活蒸気とその他臨時列車の運用に入ります。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/09/01/081917
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