模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「EF81 137号機」です。

EF81としては4機目の導入になるのですが、「95号機(レインボー)」「98号機(北斗星色・セット品)」「411号機(JR九州レッド・セット品)」と、国鉄時代のローズを含めて、運用しては限定的だった。そんな中KATOが発売したのが「東日本色」と言われる、JR東日本の赤だった。

うっすらとしか覚えていませんが、たしか「あけぼの」と同時発売だったと思います。

そしてこれが、EF81の旧製品の最終形態(フライホイール付き・別手すり・解放てこ付き)になり、その後現行品へモデルチェンジされることになる。

 

旧製品と言っても、床下部分は現行の「EF64-1000」と同じ動力で、むしろ重いために牽引力があり個人的にはこちらの方が好きだったりします。

追加改造としては「碍子の緑塗装」「常点灯化」「電球色LED化」「後方ちらつき軽減化」など、電装系の改造が多い。

 

そして屋根に電子部品のあたる部分を切り落とすなど、見えない部分を心臓に悪い加工も行っている。

 

訂正します。「解放てこ」は、後付けのようです。

碍子は別に塗装を行っていますが、面倒と言うよりも「細い碍子が実感的」だったりするので、むしろ好きだったりします。

この加工は2011年5月の一斉に行っています。

 

そしてこの機関車、ずっと登場すること無く、眠りについていました。(検査も無し)

 

それから約10年間、ほぼ動くこと無い状態でしたが、まったく問題なく動作したのは驚きでした。

さすが「動力が元気なKATOの旧製品」です。

今回「紹介&整備」にあたり、念願の「あけぼの」を牽引させることにしました。

 

24系25形「あけぼの」の入線が、2013年7月でおそらく次の再生産の時に導入することになりますが、事もあろうに同時発売として「EF81双頭連結器付き」(141号機)を発売したため、この機関車(137号機)の出番がなくなることとなる。

機関車の話は、いったん置いておきます。

 

「念願のあけぼの牽引」と言う事で、引っ張り出して来た客車に問題があった。

写真を見てわかると思いますが、室内灯がほぼ付いていないというまさかの事態orz

 

(ほぼ室内灯がついていない)

じつはこちらの「あけぼの」も2017年動かしておらず、3年に一回の検査も行っていなかったので、こちらも交検(定期試運転)を同時に行うことになったのだが、「まさかの通電不良」がおきており、原因は115系300番台に続き、「車輪の汚れ+偏摩耗」(写真撮り忘れ)であったorz

これの修復に4日かかることになり、なかなか登場させることが出来無くなり、先に「E257系」の整備記事を出すことになったのである。

 

前回みたいに「集電しない貨車の車輪交換」という手は使えず、今回は全部清掃で対応となったのですが、

「車輪清掃」→「走行」→「分解つけ置き清掃」→「走行」→「周回後車輪清掃」→「走行」→「周回後車輪清掃」→「走行」→「周回後車輪清掃」・・・、何度やったか覚えていないほど手間がかかった。

ちなみに、「車輪異常劣化・第二弾」としておきますが、現在「まさかの第三弾」が発生して、整備中だったりしますorz

第一弾・第二弾の共通点は、「運転会後放置」と言い訳が付いたのですが、第三弾が「運転会未走行」と言う事・・・。

もちろん、KATO製の製品がすべてなっているわけでは無く一部だけなので、時期的な物か環境だとは思いますが、原因調べないとダメですね。

少数の車両なら、車輪交換で対応出来るんですけど、これも今後対策考えないとダメですね。

 

 

話が長くなりましたが、とりあえず無事整備完了です。

 

今回の主役は、あくまでもEF81の紹介です。

137号機の選択は特に意味は無かったと思いますが、この普通顔でのあけぼの牽引が、やっていなかったので、なんか新鮮ですね。

また、碍子の方も通常の「エメラルドグリーン」(GM製)なので、自然な雰囲気です。

 

【106】EF81形 「137号機」(JR東日本色)

メーカー:KATO製<3021-8>

導入時期:2010年6月頃(新品)

形式:EF81形 国鉄型交直流電気機関車

両数:1両

改造:電球色LED化/後方ちらつき軽減改造(初期)/緑碍子塗装

 

●導入経緯

給料が一番少ない6月の発売だった関係上、機関車のみを優先購入。予算が無く「あけぼの」導入出来無かったのもありますが、

「東海道ブルトレ」がメイン導入で、上野口ブルトレまでは手が回っていなかった(非解禁)のは確かです。

そして数少ない、KATO製EF81の旧製品ですが現行品より好きな動力でもあり、正直「ボディーだけ変更」でも良かったのではと、思ってます。

まぁ、「共通のライト基板化」など、部品共通化などのコストダウンの必要も有ったんでしょうね。(別部品の碍子にお金かかるし)

 

あけぼののほうも、無事室内灯点灯(若干ちらつきは残る)できたので、とりあえず一安心。

こっちは検査だけだったはずが「車輪削査」になってましたから、タチ悪かったですorz

 

当時(2010年6月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 31両

通勤形 177両/近郊型 26両/気動車 9両

蒸気機関車 1両/電気機関車 28両(EF81 4両)/ディーゼル機関車 3両

貨車 170両/緩急車 7両/特殊貨車 2両/事業用車 4両

客車 91両

私鉄通勤車 3両/私鉄特急 14両

外国形 8両

合計 580両(表示の簡略化)

 

この頃、なぜか機関車単体での入線が多くなってきます。

これが沼化して、未整備車両が増えてくんですけどね。

 

以上、「東日本色のEF81、初導入」でした。

 

以下をクリックしてくれると、管理人の励みになります。


鉄道模型ランキング

 

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ