皆さま、こんにちは！
東京オリンピックが盛り上がってますね。
都内は無観客で競技が催されてますが、
競技会場に押し寄せる観客に備えて
構内が大きく改良された駅がありました。
オリンピックスタジアム（国立競技場）の最寄りである
こちらの駅でしたよ。
中央本線・千駄ヶ谷（せんだがや）駅です！
自分がここを訪れたのは今から５年前のこと。
東京オリンピック2020の開催に合わせ、
駅が大改良される旨が報じられたので
慌てて来ちゃいました。
出来るだけ人が写らない構内を撮りたく
早朝６時半に千駄ヶ谷駅に着きましたが、
見てくださいよ、この成果を！
それと一番上にUPした、
人がいない改札口周りの画像もご覧くださいね。
千駄ヶ谷駅は明治37年に開業。
今ある駅舎は前回の東京オリンピックの開催に合わせて、
昭和39年に改築されたモノだそうですよ。
駅の正面に首都高速新宿線の高架道が架けられてるせいか、
駅前広場は暗めな印象です。
駅前に立つと、
都営大江戸線の国立競技場駅と
オリンピックの会場にもなってる東京体育館が見えました。
千駄ヶ谷駅が東京オリンピック2020の開催に向けて
どのような改装工事を受けたか、
その件は後ほど触れることにしまして…
千駄ヶ谷駅は中央本線の快速列車は通過、
中央・総武緩行線の各駅停車のみが停まる駅です。
島式ホームが１面あるだけの駅なので
人流はとてもシンプル。
ホームに上がる階段は改札口の正面にありました。
それにしても
自分一人しかいない千駄ヶ谷駅ってスゴクありません？
嬉しくてもう一度言っちゃいますよ。
早起き出来た自分えらい！
千駄ヶ谷駅の島式ホームはこんな感じです。
快速列車の通過線は構内の北側に並んでました。
ホーム中央に
将棋の駒を模した水飲み場がありましたが、
日本将棋連盟将棋会館の最寄り駅であることから
設置されたモノなんですって。
裏側には将棋の盤と
千駄ヶ谷駅の駅名の由来が書かれてましたが、
説明によれば、開業当時の利用客数は
１日250人/日程度だったらしく。
現在の利用客数は２万人超ですから
千駄ヶ谷駅の発展ぶりはすごいです。
島式ホーム１面の駅構造は昔から変わってないのに。
さてさて、ホームから駅舎側をみた景色に注目です。
使われていないホームがあるのが見えますかね？
このホーム、
昭和39年に東京オリンピックが開催された際に設けられた
観覧客をさばくための臨時ホームだそうです。
オリンピック終了後は
わずかに使用された形跡があるものの、
基本的には閉鎖状態で
今日まで残されていたそうですよ。
そのホームが撤去されることが決まり、
慌てて千駄ヶ谷駅に来た次第です。
この場所に現在は下り線用の単式ホームが新設され、
千駄ヶ谷駅は島式ホーム１面から単式ホーム×２面に変化。
２本に増えたホームには
ホームドアも設置されたそうですよ。
肝心の新しく生まれ変わった千駄ヶ谷駅の様子ですが…
まだ見てませんので近い時期に再訪します。
早ければ来月辺りに上京出来そうかな？
そんなことで、
この日は撤去予定だった臨時ホームを
しばらく眺めてました。
臨時ホームと臨時改札口を結ぶ階段も残ってますね。
こちらは駅の構外から見ることが出来た
臨時ホームに繋がる階段。
臨時ホームにアクセス出来る階段は
ここ含めて２か所ありました。
後日、国土地理院のサイトに掲載の航空写真をチェックしたところ、
オリンピックが開催される前年の
昭和38年に撮影された写真を発見。
出来上がったばかりの臨時ホームが写っているのが見えますかね？
首都高速がまだ完成していないので、
駅舎とホームの位置関係がわかりやすい！
自分が訪れた時は
既に仮駅舎の設置工事が始まっており、
構内の一部がフェンスで覆われてましたが…
フェンスの隙間を覗くと
前回の東京オリンピック時に設けられたと思われる
臨時改札口に繋がるコンコースが姿を現してました。
同じ場所を改札口脇のフェンスからも覗きます。
これは以前から見えてた光景なのか気になります。
オリンピックの観覧客対策のために
平成31年に改装を終えた千駄ヶ谷駅でしたが、
肝心のオリンピックは
延期の末に無観客で開催中です。
改装を終えた千駄ヶ谷駅を見て寂しい気持ちになるのは
駅ファンだけでしょうかね？