ご覧いただきありがとうございます。当鉄道では90年代JR化前後の思い出とともに、ショーティー車両を走らせています。
12系・14系客車改造のジョイフルトレインが華やかなりし時代は90年代の終わりと共に過ぎ去りましたが、00年代に入ってからも、国鉄色や蒸気機関車の復活はむしろ増えたような気がしています。
復活蒸気の中でもC57180は特に好きな機関車です。走る区間も磐越西線の非電化側がメインで最高のロケーションです。
このばんえつ物語の12系客車は3種類の形態があります。現在の展望車付きのものは、少し豪華すぎて観光列車すぎる印象があります。第二世代の青白の塗装は、程よくシブく、他の電気機関車牽引の姿もサマになります。
実際、このカラーの時にDD53牽引による列車や、千葉方面での運転などもあったようです。
この列車を作る上での課題点は腰板の白枠と文字をどう表現するかです。
一番良いのは自作インレタ、次にシールを作って枠だけを綺麗に切り抜く、などがありそうですが、枠の中央の筆記体文字が手強いです。ここはBトレなので省略!という妥協も考えましたが、一旦枠の中を板状のシールで表現してしまうというお気軽な手法でやってみることにしました。
まずBトレ12系を塗り替えます。この列車はドア埋めがされてないので、片側のスハフといくつかのオハは無加工で塗り替えればオーケーに思います。これは楽です。
車掌室側のお面は窓をマスキングする必要がありますが、前回のDE10同様に、先にマスキングテープを貼って窓枠を鉛筆でなぞってから切り抜く方法を使いました。DE10よりは遥かに楽です。
向かって左側の車掌室窓は小窓化されていますので、そこだけマスキングし、四角いプラ片を接着してから黒く塗りました。
腰板のデザインは写真を切り貼りして適当な短さにし、シール用紙に印刷して貼りました。
段差が気になるところですが、枠が白いデザインなのでシールの端面が気になりにくい感じではあります。
この手の工作で一番難しいのが色合わせです。プリンタから出した色と地の塗装が合った試しがありません。
まず、用紙ですが普通紙にやると彩度が足りなくなります。シール用紙にやるとツヤツヤ感が出過ぎたり、紙厚が増したりします。
今回はシール用紙を使い、最後に全体に艶消しクリアーを吹くことでなんとか(当鉄道のユルいクオリティ的には)オーケーな感じになりました。
車内の赤いボックスシート的なイメージを作りました(この時代に赤かったかは知りませんが、、、)
C57と並べると、派手すぎず、それでいて普通の12系よりは華やかでよいバランスです。
スハフも組み立てます。こちらは窓埋め無し、車掌室側妻面に雨樋なしのスハフ12-101です(作るのが楽な方です)
とりあえず、DD53に牽かれて2両出場です。
次に3両目スハフ12-102を作ります。
窓埋めによる大きなロゴと、妻面の雨樋が外観上の特徴となります。
実車は床下などを残して3代目バージョンの展望グリーン車に生まれ変わりました。
窓をプラ板で埋め、瞬着パテと硬化剤、スティックヤスリを使って綺麗にします。
次は、栄光のつばめセットで余剰になりがちなオシ14を大改造して、オハ12-1701を作ります。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/08/06/200650
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