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  酒田駅から2駅南の、砂越駅でキハ40+キハ47の普通列車を下車。歩くこと約40分。最上川を渡っていなほ14号脱線現場に着いた。



 事故からちょうど2年目の日とあって、多くのJR関係者の方が見守る中、慰霊碑の前でまず一礼。一輪の花を頂き、持参したエビスビールを手にして献花台へと進む。クリスマスの夜、あたかも尼崎の脱線事故を再現させるかのように、屋根からクの字に折れ曲がった車両の光景が脳裏をよぎった。両手を合わせ、深々と3回頭を下げた後、JR東日本社員の方々に会釈して退出。間もなく砂越駅へと戻ることとなった。



事故現場の写真撮影は自粛させて頂いたが、最上川を渡り終えて、再び事故現場のほうを向いて手を合わせ、夕方の第二最上川橋梁を撮った。結局、脱線現場への往復に予想以上の時間がかかり、酒田駅から乗る予定だった「いなほ5号」には間に合わず、701系電車のロングシートに揺られつつ秋田へ。



 かもしか5号、スーパー白鳥25号の乗り継ぎで一路、今日中に北海道へと戻る行程だ。かもしか号の車内で十七夜の月を眺めながら、献花台にも置かせて頂いたエビスビールを味わい、485系よ永遠なれ、この国から鉄道事故が無くなることを願って一人乾杯した。今回の記事は、モーツアルトのレクイエムを聴きながら、鎮魂の祈りをささげて投稿する次第である。



 今夜は函館のビジネスホテルに泊まる。(つづく)




1、2枚目の写真は,いずれも砂越駅側(事故現場の対岸)からの撮影である。

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