三岐鉄道サ136形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

ナローゲージ、三岐鉄道北勢線の主力270系に挟まる一回り小さい車両が今回のターゲット。サ136形、丸みを帯びた車体が特徴で、特にこの車両は一度先頭車化された後に再度付随車化されたという経歴を持っています。結果として生き別れる形となった四日市あすなろう鉄道のク110形は既に無く、ここのグループのみが引き続き活躍を続けています。

 

車内です。車体幅も狭く、通勤通学時は満席になるだけでも窮屈そうですね(^^;;  

 

車端部です。恐らくこちらが元運転台があった側で、座席が不自然に短くなっています。ちなみに照明はカバー付きの蛍光灯1列のみ、天井高さもそこまで無いので接触防止の意味合いが強いんでしょうね。

 

窓です。ドア間は戸袋窓が両側に配置され、それを挟むように二段窓が3枚あります。日除けは戸袋窓を含めてロールカーテン式のものが備えられています。

 

冷房装置です。三岐鉄道移管後の設置で、床置き式となっています。これでも非冷房時代に比べれば随分と涼しくなったんでしょうね。

 

座席です。よりによってこのディープな区画だけですが(笑)、2人掛けということでしょうが結構キツキツだと思います。袖仕切りは近鉄の一般型車両で見られたパイプ式です。座り心地は…まぁ可も無く不可も無く、それを求める程の乗車時間でも有りません。