きのくに線で活躍している283系オーシャンアローが、昨日デビューから25周年を迎えました

1996年7月31日に「スーパーくろしお・オーシャンアロー」として登場し、翌97年春改正では「オーシャンアロー」として381系を使用するくろしおファミリーからは独立した形での運行が始まりました

特急形車両も含めて国鉄型車両ばかりだった当時のきのくに線にあって、283系の存在は眩しいものでした

 

 

ところが、287系が導入された12年春改正で再度くろしおファミリーに統合され、最近では故障も頻発していることから後輩たちによる代走も目立ちます

せっかくの振り子車でありながら、最近では足の遅い287・289系に合わせたスジになっており、往時の勢いも失われつつあります

 

しかし、イルカをモチーフにした先頭車両とオーシャングリーンのエクステリアは、海ととても似合っており、287系にはない大きな魅力だと思います

数年後に引退することが計画されているため、30周年を無事に迎えられるかどうか微妙ですが、きのくに線の看板車両として末永い活躍をして欲しいものです