皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日はキハ58系急行「あがの」の加工を予告いたしました。

 

 

 

本日は早速加工を始めましたのでご紹介します。ただし完成までは至っておりませんので途中経過です。

 

↑まずはTomix車から手をつけます。左からキハ58 1000代、キハ28 2000、キハ28 2300、キハ28 2500です。

 

↑まずは床下をバラします。

 


↑製品のKE8、KE53Cジャンパ栓納めのモールドを削り、ジャンパ栓位置及びタイフォンの中心に穴を開けます。穴あけの際は画鋲のようなものでポンチ跡をつけ、それを基に下穴を開けます。

 

↑下穴は0.4mmで開けました。

 

↑ジャンパ栓納めは0,6mmのドリルを使い若干縦長の穴にしました。タイフォンはφ1.1mmで穴を開けました。0.4mmから、0.7、0.9、1.1mmと、中心の位置に気を配りながら徐々に穴を拡げてゆきます。

 

次にKATO車です。

 

↑KATO車はキハ58 0番台の3両です。まずはタイフォンを外します。

 

↑タイフォンパーツの裏から0,4mmのドリルで穴を開けます。

 

↑Tomix車と同じ要領で1.1mmまで広げます。

 

↑穴あけ完了です。

 

↑次に新潟タイプの竹槍タイフォンを再現するため、φ1.0mmのプラ棒を斜めに切ります。

 

↑こんな感じです。

 

↑7両分14本を用意しました。

 

↑先ほどの斜めに切ったプラ棒をタイフォンに開けた穴に挿して固定します。

 

↑こんな感じです。

 

↑接着剤が乾いたら、裏からはみ出していたプラ棒を切除します。

 

↑Tomix車も、タイフォンに開けた穴にプラ棒を挿し、裏から固定します。

 

↑プラ棒は長めに用意しているので裏側にはみ出しています。この根元の部分から瞬接で固定しています。

 

↑瞬接が乾いたら裏へ飛び出していたプラ棒を切断します。

 

↑ここまで完成したら塗装工程に入ります。KATO製はタイフォンが別パーツですので、スプレーで塗装します。Tomix製は車体にくっ付いていますので、タイフォンに挿したプラ棒のみを筆塗りします。

 

さて、塗料が乾くまでの間、次の作業を行います。

 

まずはTNの加工・整備です。

 

2010年代中盤~後半のキハ58系やキハ40系のTNは、粉を吹いたように白っぽくなっています。何なのでしょうかね…。

 

↑これはブラシで綺麗に清掃することにします。

 

↑ブラシで清掃した後です。ちゃんと黒色になりました。

 

TNの清掃が済んだら、次は小加工です。

 

↑Tomix製のキハ58系では助手席側床下に発電動機箱の表現がありますが、今回の整備ではキハ58 1000代とキハ28 2300には必要ありません。よってこの箱を切除します。

 

↑ナイフで切除しました。なお箱は後ほど別用途に使用しますので捨てずに保管しておきます。

 

↑1両はキハ28 2000で、今回はキハ28 2098にしようかなと思っていますので、発電動機箱はそのままでOKです。

 

↑ただし、逆側は本来乗務員ドアステップは製品の幅狭では無く幅広が正解です。

 

↑そのため運転席側の乗務員ドアステップは切除しました。なお切除した幅狭のステップは後ほどKATO車用などで使えますので捨てずに保管しておきます。切除した分は後ほど幅広のドアステップを取り付ける予定です。

 

↑不要なパーツの切除など下準備が済みました。なおキハ58系の乗務員ドアステップは通常黒色ですので、塗装することにします。

 

↑筆塗りで黒く塗装しました。

 

ここで一旦TNの加工は終了です。続いて窓ガラスへのデフロスタ貼り付けを行います。

 

↑銀河モデルのインレタタイプのデフロスタを使いました。簡単なようですが、意外と面倒です…。

 

↑KATO車に貼り付けました。窓パーツはフラットなのでやり易そうに思えますが、パーツが小さく固定もしづらいので非常に貼り付けが面倒です。

 

↑Tomix車は正面部が2分割になっており、側窓と組み合わせたL字状になっていることと、正面窓部が窪んでいるため非常に貼り付けが面倒です。正直言ってこれならエッチングパーツの方が楽かもしれません。

 

次はキハ28の床下を改造します。

 

↑奥の2両の床下はキハ28 2300と2500のものです。水タンクは古い鋼製のものと、古いFRP製のものが付いていますが、新しいFRP製のものと交換したいと思います。タネ車は手前の2両分で、ジャンク品のキロ28 2300のものを使用しました。こいつから水タンクを切り出し、奥のキハ28に移植したいと思います。

 

↑ナイフ・カッターで水タンクを切り出しました。

 

↑左2つはキロ28 2300に付いていた新型のFRPタンクです。その隣はキハ28 2500の古いタイプのFRPタンク、右はキハ28 2300の古い鋼製タンクです。キハ28 2500とキハ28 2300の水タンクを新しいFRP製タンクと交換します。

 

↑キハ28の床下では、古い水タンクを切り出した穴をプラ板で埋めておきます。どうせ見えなくなるのであまりしっかりとヤスリ掛けはしていません。

 

↑キロ28から切り出した新型のFRP製タンクをキハ28 2300と2500の床下に接着しました。なお、右側のキハ28 2500は4VKとDM83の向きが逆になっているのが良く分かります。

 

↑このように無事交換完了です。

 

なお、キハ28から切り出した古いFRP製と鋼製の水タンクは、後に何かに使う可能性があるかもしれませんので、捨てずに保管しておくこととします。

 

そうこうしているうちに、タイフォンを塗装したものが乾いたようです。

 

↑Tomix車は車体直付けですので筆塗りでした。

 

↑KATO車はタイフォンが別パーツですのでスプレー塗装しました。この点ではKATO製の方が楽ですね。

 

↑タイフォンパーツを組み込んで組み立てればOKですね。

 

↑さて、とりあえず車体の組み立てが終わりました。しかしまだ細かな作業が残っています。

 

↑KATO製の3両です。これらは昨年既にTN化された車でしたが、乗務員ドアステップは未取り付けなので幅広を取り付ける必要があります。また、3両はキハ58 0番台ですので助手席側床下に発電動機箱を取り付けることにします。これはTomix車から切除して保管してあったものを再利用する予定です。また、ジャンパケーブルも取り付けなければなりませんね。

 

↑Tomix車です。こちらもKATO製のジャンパケーブルを取り付け予定です。またキハ28 2000は運転席側に幅広のドアステップを取り付けなければなりません。またキハ28は後位側に4VKの励磁器箱を取り付け予定です。

 

ということで、作業だいぶ進捗しましたがまだあと一歩残っています。特にジャンパケーブル取付は目玉の作業になりますね。

 

今日は遅くなりましたので続きは明日やって完成させたいと思います。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!