皆さま、こんにちは！
スーパーの特売品が来店直前に売り切れてたりすると、
すごく損した気分になりますよね。
それと似た気分になるのが、
気になるお店が訪問の直前に閉まったとき。
今から５年前に北海道を旅した際、
そんな体験をした駅がありました。
釧路市の西部に位置する
根室本線・大楽毛（おたのしけ）駅です。
写真を見てお気づきかもしれませんが、
大楽毛駅は焼肉店の「かもめ食堂」さんが入居する
駅なのですよ。
昼間から焼肉を食べようとしたのかって？
いえいえ、気になってたのはこちらのメニューでした。
看板メニューの「ホルモンらーめん」です！
焼挺屋さんが提供するホルモンですから
美味いに決まってるでしょう。
普段からホルモン料理に目がない自分、
これを食べずに大楽毛駅は語れないと思ったのです。
ところがお店には「お昼休み」があったようで、
自分が訪れた時は休憩中。
お目当てのホルモンらーめんに
ありつけなかったのですよ。
だから、いつか再訪しようと心に決めてまして…
４年後の昨年８月、
ついに再訪を果たせました！
現地に着いたのは午後１時過ぎです。
これならランチタイムも余裕でしょう。
駅自体は４年前と大きく変わってないようですね。
まずは現在の大楽毛駅についてさらっと解説を。
大楽毛駅は明治34年に開業した駅で、
駅舎は平成元年に建て替えられた、
釧路市大楽毛支所を併設したモノとのこと。
役場を併設した駅舎は、今は各地にありますけど
当時は皆無で大楽毛駅の駅舎が全国初だそうですよ。
こちらは駅の待合室から見た大楽毛支所の出入口です。
信用組合のATMも備わってました。
「かもめ食堂」さんは待合室からも入店が可能です。
この後、ホルモンらーめんを戴きましたが
お味については後ほど。
自分は釧路空港を使用した際、
空港～釧路駅前間で運行されてるシャトルバスを
利用しましたけど、
大楽毛駅は釧路空港の最寄り駅で
ここから空港までバス移動が出来るみたいですね。
こちらの看板が教えてくれました。
大楽毛駅から釧路空港までの距離は約10キロ、
バスの所要時間は約15分だそうです。
看板の上におウマが載っている理由は、
大楽毛にはかつて
日本一規模を誇るの畜産市場があったから。
駅前にはウマの像も建ってました。
像のモデルである「日本釧路種」は大楽毛で誕生。
日本人の体形に合わせた小柄な体型と
外国種に引けを取らない持久力とパワーが特徴だそうです。
その特徴を生かして
戦時中は軍馬にも用いられたそうですよ。
国鉄では有蓋車による馬の運搬が行われてましたが、
大楽毛駅にもそんな時代があったのではないでしょうか？
それではお待たせしました。
「かもめ食堂」さんのホルモンらーめんの実食です。
お得なランチメニューもありましたが、
ここを訪れたのは４年前のリベンジを果たすため。
ホルモンらーめん一択でしたよ。
このグリルを見てると
焼肉も食べたい気持ちになるの、自分だけじゃありませんよね。
こちらが目当てのホルモンらーめん！
味はみそ・塩・醤油から選ぶことが出来ました。
うんうん、想像通りの美味さでした！
お店の印象は車で訪れる方がほとんどな感じ。
大楽毛駅は上下合わせて19本の普通列車が停車しますが、
昼間に停車する列車がないので
食事目当てだけでここを訪れるのは
難易度が高いかもしれませんね。
さてさて、
大楽毛駅にはナゾな１番線ホームが存在します。
駅舎を真下を覗くと見える、使われていないホームがそれ。
以前に使われていたホームであることは
想像がつくのですが、
ホームから本線は遠く、
どのような使われ方をしてたのかが
今イチわかりません。
このホームの過去を探りましたが…
長くなりましたので、
現在の構内の様子と合わせて次回のブログに続きます。
（後編もチェックくださいませ）
新得駅
十勝清水駅
帯広駅
池田駅
大楽毛駅（令和２年８月31日）前編 ・後編
新富士駅
釧路駅
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