新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が大阪府に発出されることなどを踏まえて、JR西日本では一部列車の運転取りやめを本日発表しました。

一部列車の運転取り止めについて:JR西日本

概要は以下の通りです。

【運転を取りやめる線区・列車】(平日・土休日とも)
・大阪環状線
大阪駅発
内回り・・・0:11発 普通 天王寺行き
(※)大阪0:02発普通天王寺行が最終列車
外回り・・・0:15発 普通 京橋行き
(※)大阪0:08発普通天王寺行が最終列車

天王寺駅発
内回り・・・0:04発 普通 大阪行き
(※)天王寺23:48発普通大阪行きが最終列車
外回り・・・0:04発 普通 大阪行き
(※)天王寺駅23:58発快速大阪行きが最終列車

【実施期間】
8月2日(月)から緊急事態宣言解除までの間



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


6月には一旦は解除された「緊急事態宣言」ですが、それ以降、再び新型コロナウイルス感染症の感染者が増加してきたことを踏まえて、またもや緊急事態宣言が発出されることとなりました。

これを受けて、週明けの8月2日(月)から、大阪環状線の一部列車の運転取りやめが実施されることになります。
この運転取り止めでは、大阪0:15発の普通京橋行き(外回り)が対象となっていますが、この列車は、元たどると、和歌山22:51発、関西空港23:09発の関空・紀州路快速であります。
(上記発表資料に下線で記した列車が、当該行先変更が実施される列車です。)


通常は「大阪・京橋行き」として案内されるこの列車ですが、大阪までの運転となることに伴い、「大阪行き」として、再び案内されることとなりそうです。


先の緊急事態宣言の際、平日のみでありましたが、同様の措置が取られ、普段は見られない「紀州路快速・大阪行き」の表示をこのブログでもご紹介しました。


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▲223系0番台の「紀州路快速・大阪行き」

仕事が多忙を極めていた時期もあって、狙わずともこの「紀州路快速・大阪行き」に乗らざるを得ない日々でありましたが、それを逆手に、現在阪和線で運行されている223系・225系の全ての車両及び行先表示のタイプで、「紀州路快速・大阪行き」を記録しました。

こういう行先変更は、今回限りとなって欲しいな、と思っていましたが、さにあらず、再び実施されることとなりました。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるとはいえ、新たな変異株の影響もあり、緊急事態宣言が解除されて間もないうちに、感染者が再び増加しました。
早急なワクチン接種が引き続き求められるところですが、一方で、ワクチン接種が行き渡るまでの間であっても、ある程度の経済活動は必要であるともいえます。

それは鉄道事業者とて同じ話で、できる限りの感染対策を実施し、感染リスクの高い会食はシャットアウトした上で、少しでも鉄道事業者の経済的な傷が深くならないように、個人的にも協力していくことができれば、と思った次第であります。




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