先日、とある模型屋さん(?)と思われる方のツイートを拝見していて、もと小売店勤務の者(模型屋さんではないですよ)として非常に納得できたので、便乗です。
お題は“転売屋”なんですけどね(笑)
個人的には転売そのものを一括りに“悪”とは思ってなくて、例えば“バーンファインド”の様なレア物を求めてどこまでも行く様なホンモノのバイヤーさんってのは、むしろ敬意の対象です。
今回問題になっているのは、小売店で大量に買う“買い占め行為”を“仕入れ”と勘違いしているバカの事です。
元ツイートの方の主張をまとめると、転売屋がカネになるものだけを毎回ゴッソリ買っていってしまう事により盛大な機会ロスが発生しておるそうです。
一つ目のロスは“あそこは売ってない”と云う印象が積み重なる事による来店者の減少です。
あらかじめネットで人気が集まりそうなものの目星をつけておいて発売日にゴッソリ買い占めてゆく事を繰り返されるうちに、“あそこの店は発売日でもすぐ無くなる”と云う噂が流れて、本当に欲しい愛好家がそもそも来店しなくなるんだとか。
もう一つは来店者が減る事によるついで買いの機会のロスです。
Aと云う商品に絡むオプションパーツ一式であったり、或いは全然関係の無い別の商品であったり。
実店舗ならではの“ついでにコレも”と云う売り方が出来なくなっているんだとか。
ある程度分かりやすい限定品であったりとか、明らかに転売屋の餌食になりそうなものならば“お一人様○点までご予約のみ受付”なんて予防線も張れますが、安い日雇いバイトで人海戦術なんてやられたら防ぎようが無いですもんね。
このおはなし、長くなるんで明日に続けましょう。