前回のあらすじ:不老不死になりたい。
酔いどれ道中記2日目です。ウェスパ椿山駅から再開。
リゾートしらかみ号でお出かけします。
乗車するのは橅編成。リゾートしらかみ号には橅編成、青池編成、くまげら編成という3つの車両が存在します。偶然にも今回の旅行中で乗車したのは全て橅編成でした、
乗車したのは2号車。この号車は基本の2列座席とは異なり、4人用のコンパートメント座席。4人で座席を抑えれば半個室のように利用することができます。
窓側が日本海側になるように作られており、絶景をバッチリ堪能できるのも抜かりありません。
さらにこの座席、引き出すことによってフルフラットモードにすることができるという素晴らしさ。靴を脱いで堂々と横になることができます。
※フルフラットモードにできるのは橅編成の場合だと1・2・8・9番席のみ。青池編成とくまげら編成では全てのコンパートメント席でフルフラットにできるみたいです。
リゾートしらかみ号の車内でもやることと言えば・・・飲んだくれること!
朝から車内でひたすら飲みまくっていました。
SPAS氏は酒のつまみにこだわりがあって、前回の旅でもいい値段するチーズを何種類も持ってきていました。で、今回持ってきたのは…
なんとチーズケーキ。
これが意外や意外、酒のつまみとしてイケるからびっくり。塩をまぶして食べると一層美味しい。
と、ここで事前に買っておいたお酒が全て無くなったので、ぶなの森ビールというクラフトビールをいただきます。
このビールは3号車にある「ORAHOカウンター」という売店で購入しました。
ぶなの森ビールの他にも、先程の写真にもあったリンゴジュースやアイスクリーム等も販売しています。なお売店があるのは橅編成のみです。
意外にも車内販売にはそこまで力を入れていない一方、最近はじまったサービスとしてスマホで事前に予約して当日ホーム等で受け取りができる「ごのたび」というものがあります。次回乗車する時に使用してみたいと思います。
弘前駅で下車。帰りの列車まで1時間半ほど時間があるのでちょろっと観光タイム。
雪ミクというのがいるのは知っていましたが(なんなら駅メモでもスペシャルでんことして存在している)桜ミクなるキャラまでいるのは初耳でした。
弘前さくらまつり、約6年前に興味本位で行ったことがあったけど、景色も人混みも凄かった記憶があります。
やってきたのは弘前城。日本に12か所だけ存在する現存天守の内の一つで、これは東北地方唯一です。
なお、冬季期間中は休館となっているので入ることができませんでした。まあ滞在時間1時間半じゃあゆったり見て回れないだろうし入城するのは次の機会にしておきましょう。
休館期間中だからか公園内をゆったりと回れて良かったです。個人的に一番の見どころは周りを取り囲んでいる濠が一面凍っているところです。
帰りもリゾートしらかみ号ですが、強風の影響で約30分ほど遅れての到着でした。
列車は千畳敷駅に停車。
名前の通り、目の前には千畳敷海岸が広がっており、一部のリゾートしらかみ号はこの駅に停車して観光できる時間を設けてあります。
ですが今回は強風の影響で列車が遅れており、観光タイムはなしということになりました。多分冬季はこのような事象が多いと思うので注意です。
実は1日目と同じリゾートしらかみ号に乗っており、その時は定時運転だったので観光タイムがありました。その時の写真を掲載します。
周囲には民家のない無人駅で、ほぼ千畳敷の観光のためだけの駅であり、駅(といってもホームが一面あるだけですが)には観光者向けの注意喚起の看板があります。
千畳敷へは以前リゾートしらかみ号に乗車した時に降りたことがありますが、冬に訪れるのははじめてです。海風がとてつもなく寒いですが、冬の日本海の大迫力を間近で見ることができてよかったです。
寒さに打ちひしがれるサントラス氏とdaitaku氏。
そんなこんなでウェスパ椿山駅着。送迎バスで不老ふ死温泉に向かったのでした。
次回に続きます。