西鉄6000形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

西鉄福岡(天神)駅の改築工事やその付近の高架化工事により、折り返し線の減少や減速運転による所要時間増による折り返し時間短縮を狙って登場した西鉄初の4扉車が、この6000形です。前面形状は5000形と同様の左右非対称のスタイルですね。

 

車内です。一度更新工事が行われており、各部のパーツが明るい色調となっています。そう言えば、現在は平日夕方に特急・急行運用があるのみで基本は各駅停車での運用ですが、かつては4×2の8両編成を組んだ快速急行、筑紫駅への送り込み回送を兼ねた直行なんてのもありましたね。

 

ドアです。化粧板は省略されているのは西鉄ではよく見かけるそれですね。握り棒は設置されているものの、立ち席スペースはほとんど有りません。

 

なお千鳥配置でLED表示機が設置されています。車端部側のみ、1人分くらいの立ち席スペースが設けられていますね。そう言えば、緊急時の手動扱い用のノブが5000形とは異なり一般的な窓下の位置に戻っていますね(笑)

 

車端部です。仕切り扉が無いのはこの頃の西鉄らしいと言えばそうかもしれません。幅広の貫通路で行き来はしやすいと言えばその通り。

 

優先座席を有する車端部です。吊革がオレンジ色になっているのは最近の主流ですね。

 

最前面です。前面だけでなくこちらも左右非対称で、運転台側が広く取られています。5000形とは異なり、運転台側にも仕切り窓がありますね。

 

天井です。冷房の吹き出し口はラインフロー式となり、中央にはラインデリアが備えられるようになりました。この辺りは時代と共に進化していると言えるでしょう。吊革は枕木方向にも設置されており、混雑に対応した様子が見てとれます。

 

窓です。一段下降窓を2枚セットで配置しています。日除けも備わっており、爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。

 

座席です。JR車よりも短い車長にして4扉車としたため、ドア間の着席定員も6名へ減少しています。着席区分を入れていますが、混雑時はそれ以下の人数で座られているんでしょうね(^^;;

 

車端部の4人掛けです。袖仕切りは肘掛けを兼ねた板で、時代と言えばそうなりますね。座り心地は西鉄としては共通の硬めで、見た目に騙されて勢いよく座ってはいけません。

 

優先座席です。モケットが青色になり、着席区分には対象者のピクトグラムが配置されています。