第1426回('21) 新幹線で横浜へ。ロープウェイ・YOKOHAMA AIR CABINに乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2021年6月11日、コロナ禍のさなかでしたが、会社カレンダーの都合もあり、感染対策を徹底した上で乗り鉄を実行しました。
行先は関東(主にまん延防止等重点措置が適用されている神奈川県・埼玉県・千葉県)で、4月に横浜で開業した都市型ロープウェイ『YOKOHAMA AIR CABIN (横浜エアキャビン)』の乗車、駅名が変更された西武鉄道の多摩湖駅・西武園ゆうえんち駅への訪問、そして土休日に列車が停車しない天王台駅の常磐緩行線ホームへの訪問が主な目的でした。しかし、土休日の外出自粛が特に強く言われていたため平日の日帰り訪問とせざるを得ず、この全ての箇所を1日で回る強行日程になりました。
 
今回は序盤の内容です。
いつものように早朝出発で、新幹線で一気に新横浜駅へ。ロープウェイの運転開始が10時からだったので回り道をして時間を稼いで桜木町駅まで行きました。そして目的通り『YOKOHAMA AIR CABIN』に乗車しました。
 
今回の日程 2021年6月11日  (金)  【その1】   
 
加古川517(JR神戸線)533西明石601(山陽→東海道新幹線・のぞみ80号)832新横浜846(横浜線)848菊名916(東急東横線)925横浜946(根岸線)949桜木町1011(YOKOHAMA AIR CABIN)1017運河パーク1035(YOKOHAMA AIR CABIN)1041桜木町   
 
【その2へ続く】   
 
この日は4時に起床して、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へと向かいました。6月という事もあり、5時頃は既に明るかったです、加古川駅では事前に購入していた「加古川→東京都区内」の往復乗車券の「ゆき券」を自動改札機に投入して入場し、JR神戸線の上り1番列車である5時17分発の普通・米原行きに乗車しました。車両は223系8連でした。以前は221系8連での運用でした。私は最後部車両の空いている窓側席に座りました。車内を見渡すと半分ほどの座席が埋まっていました。
 
 

 
道中はスマホを操作していました。停車駅ごとに乗客が増え、大久保駅でほぼ満席になりました。そして私は5時33分着の西明石駅で下車しました。
 
西明石駅で下車後は山陽新幹線ホームへと移動し、6時01分発の上り『のぞみ80号』東京行きに乗り継ぎました。N700a系16連で、JR東海所属のX編成でした。10年前は最新型だったN700系ですが、その後N700AやN700Sが登場してすっかり旧型になり、既に廃車となった編成もあります。私は最後部1号車自由席の窓側E席を確保しました。発車直前で1号車は3人しかいませんでした。
 
 

 

 
『のぞみ80号』は定刻に西明石駅を発車しました。道中は車窓風景を眺めつつスマホも操作していました。西明石駅と同じく『のぞみ80号』が始発列車となる新神戸駅では1号車に6人乗ってきましたが、先行列車にも乗車できる新大阪駅、京都駅、名古屋駅で乗ってくる人は少なく、名古屋発車時点でも15人ほどしかいませんでした。コロナ禍以前はもっと多かったはずです。名古屋発車後も車窓風景を眺めましたが、空がかすんでいる中、何とか富士山を望めました。さすがに冠雪はしていませんでした。
 
 

 
そして電車は神奈川県へと入り、定刻の8時32分に新横浜駅に到着。私はここで下車しました。平日朝は自由席特急券でも新横浜→東京で上り『のぞみ』の指定席空席に着席できる旨のアナウンスが印象的でした。
 
 

 
新横浜駅下車後は乗車券の有効区間の関係で一旦改札を出て、横浜線改札を交通系ICカード『PASMO』で入場しました。そして8時46分発の各駅停車・東神奈川行きに乗車しました。横浜駅まであと1駅のところで止まってしまうのは歯がゆいですね…。でも横浜駅まで全列車を直通させるとなると線増が必至です。車両は横浜線カラーの帯をまとったE233系8連で、乗車した最後部車両は満席でした。私はドア脇に陣取り、しばし車窓風景を眺めて1駅目の菊名駅で下車しました。
 
 

 
菊名駅下車後は東急東横線へと乗り継ぎます。休憩がてら駅舎やホームを撮影してから9時16分発の各停、元町・中華街行きに乗車。5050系8連で、前から7両目に乗り込みました。ほぼ満席でしたが空席を見つけて着席し、道中は車窓風景を眺めました。そして東白楽駅を過ぎると地下区間に入り、9時25分に到着した横浜駅で下車しました。地下化以降は横浜駅が東急と横浜高速鉄道みなとみらい線の境界駅になりましたが、島式ホーム1面2線のみと、コンパクトな駅構造になっています。
 
 

 
横浜駅では地上に出てJR線の改札へ。9時46分発の根岸線・大船行きに乗車しました。E233系10連で、乗り込んだ最後部車両で着席しました。発車時にはほぼ満席になりました。道中は「横浜みなとみらい21」などの車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の桜木町駅で下車しました。桜木町駅は島式ホーム2面3線で、横浜線電車が折り返す中線は両側にホームがあります。
 
 

 

 
桜木町駅で下車後は南改札東口に回り、2021年4月22日に駅前広場に設置された『YOKOHAMA AIR CABIN』の桜木町駅へ。観光地やスキー場にあるロープウェイやゴンドラリフトの駅は機能的でデザイン性に欠ける駅舎が多いですが、こちらは都会的で斬新なデザインなのが印象的でした。エレベーターもありますが私は階段で2階に上がり、自動券売機で往復チケット(1,800円)を購入してから乗り場へと向かいました。3組ほど待ちましたがすぐに自分の順番が来て、搬器(ゴンドラ)に乗車しました。ゴンドラは8人乗りですが、新型コロナウイルスの感染対策もあり1組ずつの乗車としていて他のグループと相乗りになることはなく、私など1人で乗りに来た客は貸切状態になっていました。
 
 

 

 
乗車後は扉が閉まり、しばらく駅部をスローペースで動いてから急にスピードアップして駅を出ました。すぐに幹線道路の上空を横切り、運河の上を走るようになります。左手には眼下に貨物支線の廃線跡を遊歩道に転用した「汽車道」が見え、遠方にはランドマークタワーなど「みなとみらい」を望めました。
 
 

 
そして運河を渡り終えると約6分の乗車で運河パーク駅に到着し、下車しました。
 
 

 

 
運河パーク駅は商業施設「横浜ワールドポーターズ」の目の前にあり、横浜赤レンガ倉庫や遊園地「よこはまコスモワールド」が徒歩圏内にあります。私は駅前を軽く散策してから駅へと戻り、再びゴンドラに乗り桜木町駅へと帰りました。帰りはガラガラでした。私が訪問した時間帯は桜木町→運河パーク方面の乗客が圧倒的に多い印象でした。両駅間は汽車道経由で徒歩移動が可能な事もあり、片道利用が多いかもしれません。また、ロープウェイを知らない人には料金が高く見えているかもしれません。
 
 

 
桜木町駅到着後はJR駅構内にある蕎麦屋「川村屋」で昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は西武線の多摩湖駅を目指します。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線  
泉陽興業:YOKOHAMA AIR CABIN (桜木町~運河パーク。630m)……踏破達成!
 
 
(参考:Wikipedia)