いすみ鉄道の急行列車乗車記の続きです。
こちらがキハ52の車内の様子。JR西時代と変わらず、セミクロスシートです。
本来ワンマン仕様ではない車両に整理券発行機を無理くり付けるとこうなるようです。座席潰してんじゃんか・・・(笑)
ワンマン仕様にするため座席が撤去されたであろう区画には記念スタンプや撮影用のボードもありました。走行中にはアテンダントさんが持って回ってました。
で、気になった中吊り広告たち。ここまで列車に合わせたものにするとは・・・やるな、いすみ鉄道。(笑)
ポスターのモデルさん達の服装が時代を感じます。そして、SLやまぐち号がこの頃から「復刻版」として走っていることに感動。
ムーミンばく進!(笑)
扇風機はさすがにJNRではなかったです。
ボックスシートは国鉄気動車標準仕様です。まあ、直角に近いですが、キハ126とか腰当てのクッションさえもないですから、これでも座り心地がよく感じます。
灰皿を撤去した後もありますね。私はギリギリ「列車や飛行機でタバコを吸える時代」を知っているのですが、やはり今の子達には新鮮なようです。(飛行機で喫煙は、今考えるとリスクでしかないですよね・・・)
ちなみにこの日使った切符はこちら。
日曜日だったので、JR区間は休日おでかけパスを使いました。ただし、外房線は茂原までの適用ですので、茂原→大原間の運賃だけ追加で払いました。特急や新幹線も特急券を買えば運賃分は使えるので、非常にお得で小回りの利くきっぷでした。
また、いすみ鉄道は「房総横断乗車券」を駆使して乗りました。必然的にこの後の行程がバレてしまいますが(笑)
この日は暑くもなく、かといって冷房を使うほどでもない気温だったので、窓を開けて発車に備えます。
やはりいすみ300だとギリギリ2両納まるようです。(笑)
列車は「急行」ながらゆっくりとしたスピードで房総路を走ります。沿線にはいい感じのレトロな待合室も。
国吉駅で行き違いの為しばし停車。まさかここで「出雲大社」の文字を見るとは!
ホームにいっぱい紫陽花が咲いていました。梅雨時らしい風景です。
大原駅では撮れなかったキハ52の正面からのショットです。ブタ鼻のライトがかわいい。
この駅には久留里線で走っていたキハ35と、いすみ200が静態保存されています。いすみ200は転換当時に多くの三セク路線が導入したレールバスタイプの気動車ですね。腕木式信号機もいい味出してます。
改めて見ると・・・だいぶ傷んでますね。補修にも限界がありそうですし・・・早めに乗っておいた方がよさそうです。
国吉駅前をチラッとのぞき見。丸ポストにコンクリート舗装。国鉄末期から時が止まったようです。
国吉駅で普通列車と行き違いを行い、列車は先へと進みます。