おはようございます。
本日も、昨日に引続き、つくばエクスプレスの乗車レポートを投稿してまいります。
流山おおたかの森を出て、すぐに反対側から列車がやってきました。
速度は125km/hまで一気に加速します。
ATC信号は130km/hを表示したままです。
柏の葉キャンパスを通過。
柏の葉公園、並びに東京大学と千葉大学の柏キャンパスの最寄り駅です。
ここから先、利根川の少し手前までは直線区間が連続します。
反対側から秋葉原行がやってきました。
柏たなかを通過。
たなかは、この地域の旧村名の「田中」に由来します。
どこまでも続く直線。
守谷到着前、左側に高架橋が見えてきますが、これは常磐自動車道です。
利根川の鉄橋を通過。
トラス橋が6個つながっています。
鉄橋を渡り切ったところで、進行方向左下には守谷SAが見えてきます。
ここでも秋葉原行の電車とすれ違いました。
緩い右カーブを曲がりきると、もすぐ守谷です。
もうすぐ守谷。
右側には、つくば行の各駅停車が待機しています。
最後の途中停車駅、守谷には14:32の到着。
ここで乗務員の交代が行われました。
守谷には引込線が設けられています。
TX1000形電車は、ここまでの運用です。
この写真、見た目は複々線に見えますが、中央2線は守谷車両基地へとつながっています。
外側2線が本線です。
守谷車両基地の真横を通過。
整備工場も備えています。
この側線を活用して、栃木県小山市へ延伸する計画も存在します。
小貝川の鉄橋を通過。
速度は既に120km/hを超えています。
鉄橋を渡りきったところでデッドセクションを通過します。
直流1500Vはここまで。
この写真から向こう側は交流20000Vです。
このつくばエクスプレス、秋葉原とつくば、両方で路線の延伸計画が浮上しています。
前者は東京駅までであり、後者は土浦市を抜け、茨城空港を経由して水戸市内への案です。
ただ、個人的には秋葉原から東京方面へ延伸する案には反対です。
既存の地下鉄路線よりさらに深い場所にトンネルを掘る必要があり、そうなると乗換に時間を要するからです。
個人的には茨城県内特に茨城空港方面への延伸を支持したいです。
そちらの方が、首都圏へのアクセス向上につながると考えます。
みらい平を通過。
トンネル内に設けられている駅です。
この区間、茨城ゴルフコースや常陽カントリークラブ等、ゴルフ場が近いです。
常磐道トンネルを通過。
常磐自動車道の真下を、箱型トンネルとシールドトンネルでくぐります。
踏切すらない、全線高架橋の線路を、ただ只管120km/h以上の速度で駆け抜けます。
みどりのを通過。
大学院や独立行政法人の研究所は、ほとんどの場合、最寄駅がつくば、またはみどりのの場合が多いです。
恐らく、交直セクションのあるJR以外の鉄道会社は、こことえちごトキめき鉄道だけではないでしょうか。
箱型トンネルを通過し終える手前で、秋葉原行の電車とすれ違います。
万博記念公園を通過。住宅地の中心部に設けられています。
考えてみると、つくばエクスプレスの駅ナンバリング、一度リニューアルされているように思えます。
開業当初は01、02…でしたが、最近になって頭にTXが付けられるようになりました。
守谷を出てから、速度は125km/h前後を維持したままです。
最後の途中通過駅、研究学園を通過。
民間の研究機関が近くにありますが、下車後、バスへの乗換が必要です。
ここで中国語に関する雑学を1つ。
大学を卒業後、修士号や博士号を取得するための進学先を、日本語では大学院、英語ではGraduate Schoolと呼びます。
ところが、中国語の世界では「大学院」の呼称はございません。
中国語では大学院のことを「研究所」と呼ぶのです。
では、英語ではResearch Instituteと呼ぶ、いわば一般的な研究機関のことを何と呼ぶか。
正解は「研究院」です。
一文字違うだけで意味は大きく異なってくるのですね。
なお、TXの沿線では、大学院、または大学付属の研究組織が、現在確認されている範囲内で3か所ございます。
つくば駅は地下に設けられています。
茨城県内の地下駅は、こことみらい平の2駅だけです。
まもなく終点、つくば。
直進側に入ります。
終点、つくばには14:45の到着。
列車はこの後、14:50発の区間快速として折り返しました。