雑観 オリンピック・夏・撮り鉄 | 模工少年の心

オリンピックが始まって、皆さん、いろいろな感想をお持ちのことと思います。

スケートポードを見ていて、良かったと思うことは、メダルに拘らない軽い乗りで重圧を感じさせず、他の選手とも和気あいあいとしている姿が見られたことです。

 

少し前にやっていたドラマ「ドラゴン桜」でオリンピック選手になることと東大に合格することを比較していましたが、オリンピックに参加することだけですごいことだと思います。

「参加することに意義がある」という言葉の意味を噛みしめてほしいものです。

 

メダリストばかり、ほめそやすのも、もうこの辺でやめにして、ただ頑張った選手にねぎらう、という報道姿勢でニュース等も流したらよいと思います。

 

さて、今日は、あまり例のない、太平洋から真横に突き進む台風が関東から宮城県あたりを襲う台風に見舞われるという予報でしたが、東京は降ったり止んだりで、晴れ間も見られました。




二子玉川駅から10分ほど離れた世田谷区役所分庁舎からの帰り、駅近くに植えられた木々からニイニイゼミの合唱が聞こえてきました。

一時個体数が減っていたこのセミ、近年増えつつあるようです。

夏の始まりを懸命に伝えるセミの鳴き声につられて、なんでもいいから、電車の写真を撮ってみよう、という気持ちになりました。

 

いつもの、見飽きた東急線の電車ですが、陽炎が立ち、線路がゆらゆら揺れているように見える夏の盛りを思わせるような情景を思い出すには、多摩川を渡る橋梁上をやって来るこの場所はピッタリのような気がしました。



そうして撮った写真はと言えば、やはりスマホで、ホームから安易に撮った写真なので、全然情感もあったものではありません。

でも、自分には「撮ることに意義がある」ので、それで構わないと思っています。


今東急線を走っている電車の中で、一番の贔屓は、大井町線用の6000系。各停を2000系に任せて急行列車専用に運用されていること自体が、近頃では珍しいことです。

そして、大きなウィンドウの下部が少し絞られた前面の造形が、一言で言うと「カッコいい」と思います。


大井町線は、上野毛方向から二子多摩川駅に進入して来るときに、鋭いカーブを描いて入って来ます。

そのため、電車は、駅直前になって突然スーッと姿を現します。


電車を待ち構えていると、田園都市線でも、2020年と元々のオリンピックの年に掛けた新型車両の2020系があっという間に増えて、大勢力になりつつあることに気付かされました。

こうなると、新型も、もう新型では無くなってくるようです。